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【開催報告】育休後カフェ@さいたまvol.21~2017年11月19日(日)

掲載日:2017年11月26日 イベント・セミナー, スタッフブログ, レポート, 育児休業・育休後

ピアサポート(育休後)

11月19日(日)、「育休後カフェ®@さいたま」(第21回)をカフェ土瑠茶(さいたま市浦和区)で開催しました。

≪育休後カフェ®とは≫
育休後カフェ®は、育休中または仕事に復帰した方(ママ,パパ)が、同じ境遇の仲間たちと話をするなかで、両立についての悩みを共有し、新たな気づきを得て、自分の中にある‘答え’に自信を深めていく場を提供するものです。

育休後カフェ®は、育休後コンサルタント山口理栄さんが提案し、2011年5月のオープン以来、2016年までに全国各地225ヶ所で開催されました。
育休後カフェ®@さいたまは、2012年1月、今回のゲストスピーカーであるモコさんの呼びかけで第1回がスタートしました。
その後、毎年数回定期開催を続け、今回は20回目になりました。
「子育ても仕事も大切にしたい」と願うママやパパ同士、両立についての悩みや関心あるテーマについて話しあいましょう!

≪ファシリテータープロフィール≫
育休後コンサルタント山口理栄さん育休後コンサルタント 山口理栄さん
総合電機メーカーにてソフトウェアの設計・開発/企画に24年間従事。2006年から2年間社内で女性活躍推進プロジェクトリーダーを務める。2010年育休後コンサルタントとして独立。女性が本来もっている能力を発揮できる社会を作ることをミッションとし、仕事と育児の両立を企業、個人の両面から支援している。
日本女性技術者フォーラム(JWEF)運営委員/NPO法人ファザーリング・ジャパン賛助会員/昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員/【著書】『改訂版 さあ、育休後からはじめよう 〜働くママへの応援歌〜』(労働調査会、2015年)
『子育て社員を活かすコミュニケーション』(労働調査会)

≪育休後カフェ®@さいたま2017≫
「育休後カフェ®@さいたま2017」は、ゲストトーク!
第1部は、ゲストトークで「育休後」のリアルをシェア。
第2部は、参加者の皆様の悩みや関心あるテーマでグループトーク。
アフターランチでは、cafe土瑠茶のランチをいただきながらフリートーク。

≪ゲストトーク≫
今回のゲストは、はるみぃさんです。
はるみぃさんは、仕事歴27年目。IT企業の総務部人事チームで、主に採用やワークライフバランス関連を担当されています。育休後は、フレックスタイムを利用して、元職場に復職されました。復帰後10年、お子様も10歳になりました。
「モヤっと悩んで約10年。私がループを脱却するまで」と題して、「今だから言えること」をお話しいただきました。
20171119-育休後カフェ®@さいたまvol.21-2

はるみぃさんのモヤッとループとは?
<会社では>
・育休後の仕事の質の変化
・成果主義とは?評価とは?
・マミートラック疑惑、疑心暗鬼
・時間的制約がない人がライバル

<家庭では>
・子供が学校嫌いに、学童を退所 
・長時間労働の夫、家事は妻任せ
・自分の時間が全然ない・・・

はるみぃさんが実践している、ワークライフバランスとは?
<ワークでは>
・フルタイム勤務
・会社の制度を活用。フレックス、産前勤務、育休(2年)、育児勤務(小6まで)、目的別休暇制度、半休制度
・職場の男女比は、1対9。女性は少数派、圧倒的な男性社会。
<ライフでは>
・仕事と子育てに奔走するママ。
・自分への≪投資≫
家事の「時短」につながるもの→ 家のお金で
自分のインプット→ 自分のお小遣で
(興味のあるイベント、資格取得、参考図書代)
・気持ちよく過ごすための取捨選択
無駄な飲み会にはいかない
無理に交友関係を広げない
空いた時間で好きな事をする

はるみぃさんが困難と思われることは?
<社会では>
・社会全体の変化が乏しい
→ 長時間労働がベース 
→ 女性が家事育児の主役  (共働き世帯が50%超でも)
<子育てでは>
・子供が主役なのは百も承知、でも。
(発熱、呼び出し、綱渡り)
<価値観として>
・女性特有の脳の考え方(先行不安)

はるみぃさんが、「今だから、わかる、アドバイス」とは?
・上司・同僚と
コミュニケーション&正しい自己開示
・子供
話をよく聞き、気持ちを受け止める
・自分に
殆どの人に身近なロールモデルはいない (いたらラッキーくらいの気持ちで)
マミートラックを恐れない
仕事はモチベーション高く、結果を出す
男性脳、女性脳を理解する
妙な謙遜は不要 お互い様

子育てと仕事の両立のためにお勧め本はありますか?
①『さあ、育休後からはじめよう』 山口理栄/新田香織 労働調査会
②『LEAN IN』シェリル・サンドバーグ 日本経済新聞出版社
③『女性(あなた)の知らない7つのルール~男たちのビジネス社会で賢く生きる法』エイドリアン・メンデル ダイヤモンド社
④『育休世代のジレンマ』 中野円佳 光文社新書
⑤『専業主婦になりたい女たち』 白河桃子 ポプラ新書
⑥『感情的にならない子育て』 高祖常子 かんき出版

第2部では、参加者様の自己紹介ともっと聞きたい・話したい質問タイム。参加者の皆さんが抱えているそれぞれの課題を共有しました。
20171119-育休後カフェ®@さいたまvol.21-4
<主な話題>
・職場復帰後の時短勤務への不安
・仕事へのモチベーション 育休中/育休後
・ワークとライフのバランス
・夫との子育てや家事の協力関係
・転職の悩み 等など

はるみぃさん、山口さんが経験や最新情報を踏まえて、さまざまなアドバイス。「皆さん、どうしてる?」と、投げかけ、お互いの経験をシェアしました。そのごく、ごく一部は、例えばこんなお話―。

時短勤務で責任ある仕事を任せてもらえない―。
・山口さん―「上司による過剰な配慮」は、あらゆる企業の現実。あるワーキングマザーは、職場の状況を観察しながら、同僚に掛け合いながらできる仕事を受けていったところ、二度目の育休後の職場復帰の時には、彼女のための仕事が用意されていたと語っていた。
・はるみぃさん―「もう少し必要とされる仕事をしたい」と自己開示をするとともに、職場の’ニッチ産業’を探した。黙っていても何も来ないので、自分が動いてみることが大事。

ところで、はるみぃさんが「マイナスのループ」を脱した転機とは?
・はるみぃさん―2年前にリフレッシュ休暇の旅行に、小学校2年生の子どもを連れて行ったこと。その旅で、意外にも落ち着いた行動ができる、子どもの成長に気付かされた。「何をぐちゃぐちゃ悩んでいたんだろう」と背負っていたものがとれた気がした。もし、一人旅であったとしたら、転機にならなかったかもしれない。
・山口さん―子ともが0歳~1歳の時にはわからないが、自分の知らないこところで子どもが成長していることに気付くことがある。親が教えないことも身に付けて学んでいる。だんだんと子離れをしなければならないが、仕事を持つことは、ほどよい子離れにつながるかもしれない。

【はるみぃさんの感想】
本日は、ようこそお越しくださいました。今のワーママのリアルがたくさん聞けました。
皆さんの悩みや不安は、私がついこの間通ってきた道でもあり、本当に共感の嵐でした。参加者の方お一人お人に想いや悩みがあり、「今ここで出会えて、一緒にお話しできて良かった」という方ばかりでした。もしも私の体験話を聞いて、誰かの心が一瞬でもフワッと軽くなったり、これからのヒントになったのであれば、こんなに嬉しい事はありません。
かくいう私も、ついこの間まで、グルグル、モヤモヤの連続でした。でも、いつか皆さんにもそれぞれの「転機」がやってくる時がきっと来ます。だから大丈夫ですよ。
もやっとしたら、また「育休後café」に遊びに来てください。家でも、会社でもない第三の場所で、元気になりましょう!
それから、話題にした、「先行不安」というキーワード、忘れないでくださいね。先の不安はグルグル悩まず、その時間を自分がイキイキする為に使いましょう(笑)

≪参加者の皆様の感想から≫
育休復帰後の仕事のやり方、モチベーションについて悩んでいて、はるみぃさんなどの体験談をお伺いできて、今後の自分のあり方の参考になりました。
はるみぃさんの具体的な体験談を聞けたこと、自分の疑問や悩みに対する回答をいただけて、とてもうれしく参考になりました。短時間でも参加してよかったと思える貴重なお話をたくさん伺えました。できることはまだあるとおっしゃっていただいたので、これを機にやれることからやっていきたいと思います。参加して良かったです。
育休後会社へ戻ることへのモチベーションが少し出てきました。子どもが主体の’ママ友’とは違う出会いができたので新鮮でとても良かったです。
はるみぃさんの先の不安は不安じゃないということばが心強かったです。自分が不安と思うか、楽しめるか、すべては自分次第だと感じることができました。
短時間の参加でしたが、貴重なお話を伺うことができました。職場復帰への漠然とした不安がありましたが、不安はとれなくても、がんばってリハビリしながらやってみようという意欲が湧いてきました。どうもありがとうございました。
仕事と自分の関係を改めて考えるきっかけになりました。 ”人生80年と考えて、こどもはこどもの人生を歩むようになる。だから、自分が自分でいるための仕事を続ける”という言葉が印象的でした。
私自身は子どもが大きいのですが、子育て支援の活動をするなかで、育休中の方に多くお会いします。本日、皆さんのお話を聞いたことで、自分の講座にくる育休中のママの気持ちや悩みに、今より寄り添っていけそうです。はるみぃさん、山口さんのお話の中から、自分の活動にプラスになるヒントも満載で来てよかったです。

20171119-育休後カフェ®@さいたまvol.21-5≪アフターランチ≫
カフェ土瑠茶のアフガニスタンカレーやキッシュプレートをいただきながら、アフターランチで情報交換をしました。
お子様たちもお子様ランチでおいしいお顔!
≪謝辞:カフェ土瑠茶様≫
毎回、日曜日の「育休後カフェ@さいたま」開催にご協力いただき、本当に有難うございます。



≪謝辞:埼玉県男女共同参画推進センター・さいたま市の後援≫
「育休後カフェ®@さいたまvol.21」は、埼玉県男女共同参画推進センターとさいたま市後援事業として承認をいただきました。案内チラシの配布等でもご協力をいただきました。埼玉県男女共同参画推進センターとさいたま市 子ども未来局子ども育成部子育て支援政策課様に心から感謝を申し上げます。

≪スタッフからのメッセージ≫
「育休後カフェ®@さいたま」「育休後カフェ®@さいたま2017」、3回目のゲストトークは、はるみぃさん。
はるみぃさんと「育休後カフェ®@さいたま」とのご縁は、「小1の壁をテーマにした、育休後カフェがさいたまで開催されるなら参加したい」と育休後コンサルタント®山口理栄さんに届いた一通のメッセージからでした。
4年前の「育休後カフェ@さいたまvol.5」は、「小1の壁、どう備える? どう乗り越える?」をテーマにして、はるみぃさんに幹事をお願いしたのです。
2度目のご縁は、2年前に埼玉県男女共同参画推進センター「おしゃべりサロン~笑顔で続けるワーママライフ」というプログラムでお話いただいたことでした。その時、はるみぃさんが、「自分の人生は自分で責任を持つ その為に、自分の足で立つ」という自立観を持たれていることに、私は深い共感を覚えました。
3度目の今回、はるみぃさんのライフラインチャートには、何度も何度も「転機」が登場します。
ひとつひとつがとてつもなく大きな環境変化です。
でも、気持ちのラインは、転機を越えるごとに「+プラス」「+プラス」のバージョンアップなのです。
最初にお会いした時から、「いろいろな意味で女性は簡単に仕事を諦めてはいけない」と言われていたはるみぃさん。
ライフとワークのバランスのために、さまざまな工夫をされ、自分らしいライフスタイルを育んで来られたのですね。
少し先を歩く方の「知恵袋」をじっくりとお聴きすることができました。
「育休後カフェ®@さいたま」が、日常を離れて、ちょっと立ち止まって考える「じぶん時間」になれば嬉しいことです。そのほんの少しの溜めが、よりよい選択につながっていくと思うのです。
(一般社団法人 プティパ ソーシャルワーカー 田村芳香)

information≫
育休後カフェ@さいたま2017 ゲストトークは続きます。
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