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【開催報告】たたかない・どならない子育てのヒント 育児情報誌miku編集長と考える 前向き子育てのすすめ <前向き子育てのすすめ2017>(10月29日) 埼玉県男女共同参画推進センター2017年公募型共催事業

掲載日:2018年03月28日 スタッフブログ, レポート, 前向き子育て

たたかない・どならない子育てのヒント
育児情報誌miku編集長と考える 前向き子育てのすすめ
<前向き子育てのすすめ2017>

10月29日(日)、「たたかない・どならない子育てのヒント~育児情報誌miku編集長と考える 前向き子育てのすすめ」を埼玉県男女共同参画推進センター(WithYouさいたま)で開催しました。講師は、高祖常子さんです。

前向き子育て<メッセージ>
「本当はたたきたくないのに…」
しつけと思ってたたいてしまう人がいます。
たたくことはしつけでしょうか?
しつけと虐待の境界線について学び、
子どもが自分で考え、判断し、動き、
育っていく力を応援する、前向きな子育てを
ご一緒に考えてみませんか?

本セミナーは、埼玉県男女共同参画推進センター2017年度公募型共催事業です。
共催: 埼玉県男女共同参画推進センター(WithYouさいたま)
後援:さいたま市

≪講師プロフィール≫
高祖常子さん高祖 常子氏

育児情報誌『miku(ミク)』編集長
子育て支援を中心に編集・執筆・講演を続けながら、子ども虐待防止と、笑っているパパを増やすべくNPO活動も行う。
FJ理事マザーリングプロジェクト リーダー
保育士、社会教育主事、認定子育てアドバイザーほか。
NPO法人子どもすこやかサポートネット副代表、NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、NPO法人タイガーマスク基金理事ほか。3児の母。株式会社リクルートで学校・企業情報誌の編集にたずさわり、妊娠・出産を機にフリーとなる。現在は、育児誌を中心に編集・執筆を続けながら、子ども虐待防止と、家族の増やすための講演活動、ボランティア活動も行う。地方紙にて「育児コラム」連載、オールアバウト「子育て」ガイドとしての記事執筆ほか。編著は『ママの仕事復帰のために パパも会社も知っておきたい46のアイディア』(労働調査会)、『パパ1年生』(かんき出版)、『新しいパパの教科書』(学研)ほか

≪講演・グループワーク≫

—「虐待」と「しつけ」の違いは何でしょう?
「大人が子どものためと思っていても、子どもが耐えがたい苦痛を感じれば、それは虐待です。
「自分が叩かれたとき」「知らない人が叩かれているのを見たとき」
「大好きな人が叩かれているのを見たとき」
「自分の3倍の大きさの巨人が大きな手でたたいてきたとき」
こんな時、あなたは何を感じるでしょう?
大人も、3倍も大きな巨人に叩かれたら恐怖です。
3才の子どもにとって、大人は3倍もある大きな巨人です。

高祖さんは、データや事例を踏まえながら、大人である私たちが普段気付きにくい「子どもの立場に立つ」という視点に導いてくださいます。

—でも、たたいたりどなったりすることは、どうしてダメなのでしょう?
自分は静かにして欲しい状況で、子どもが騒いでいるとします。
「静かにしなさい。」でも、行動はとまりません。
「もう! いいかげんにしなさい!」それでも、とまりません。
「パチッ」…と、エスカレートしていくことも、あるかもしれません。
叩いたりどなったりすることは、(大人にとって)困った状況を即効的にやめさせる効果はあるかもしれません。でも、それは子どもを恐怖や不安に貶めているだけ。子ども自身が解決方法を学んでいるのではありません。」と高祖さんは言われます。
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ティーブレイクを挟んで、参加者の皆様は、グループワークに取り組みました。
4つのステップで、高祖さんが問いかけます。
○こんな時、子どもに今して欲しいことは?
○あなたはどうしますか?
自分の考えをポストイットに書き留め、グループの人同士でシェアしていきます。
○その時、子どもの気持ちは?
グループで出たいろいろな意見を発表しあいます。
○子どもにどんな大人になってほしい?
模造紙は、たくさんのポストイットで埋められていきます。
「意思を伝えられる人」「自分を好きな人」
「相手のことを気遣える人」「思いやりのある人」
「周りの人を信じられる人」「自分の幸せを第一に考えられる人」
「やりたいことをする」「自分も他人も大切にできる人」
「自分で判断、実行できる人」
等など、皆さんの気持ちを高祖さんはホワイトボードに書き込んでくれました。
○そのためには子どもにどう接していきますか?
高祖さんは、さらに投げかけます。

参加者の皆様のお子様を想う気持ちが、セミナー室いっぱいに充満していく…そんな時間でした。
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「子供はありのままを受け入れて欲しい!」
自分が行動しようとしたときに、気持ちをストップされたり、否定され続ける環境と気持ちを受け止めて、認められる環境では、子どものこころは真反対に育っていくものなのですね。

高祖さんは、「母性と父性の両方がバランスよく必要です」と言われます。
「ありのままを受け入れ、あたたかさを与える母性」
「規律、役割、義務、責任を教える父性」
それは、父親だから父性、母親だから母性というものではないのです。

高祖さんにわかりやすく説明していただくと、そういえば、「母親だからこうでなければ」とか、「父親なんだからこうするべき」などの思い込みはあっても、「子どもが育つには何が大切か」ということを順序立てて学んだことはなかったかもしれない…という気持ちになりました。

父性と母性の本当を理解しておくと、子どもへの言葉かけも変わっていくに違いありません。
「これなら、今からすぐにできるかもしれない!」と前向きな気持ちになれそうです。

高祖さん、「たたかない、どならない子育てのヒント」をわかりやすくお話くださって有難うございます。
参加者の皆さん、熱心にご参加くださいまして本当に有難うございました。

会が終わったあと、記念の集合写真に笑顔でご参加くださった皆様、ありがとうございました。
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≪参加者の皆様からのメッセージ(アンケートの感想から)≫

子育て中の両親はもちろん役に立つ内容でしたが、それ以外の人にも知ってもらって、子どもに、子育てをする人にやさしい社会になって欲しいです。
他の方の意見や虐待やしつけに関する世界的な背景など知ることができ、とてもよかったです。また、自分の子どもへの声がけを見直す機会になりました。
今回の講座で、体罰は問題解決の方法を教えていない、行動を止めているだけということに参考になりました。子育てやっている中でつい手をあげてしまうこともありましたが、子どもの気持ちを考え、いい行動をほめる、コミュニケーションを増やしていきたいと思いました。参加して良かったです!!
書かれると「あたり前」のことが沢山だったが、普段意識できているかというと、できていないことが多いことを再認識した。
「子どもの気持ち」を考えるワークショップを通して、普段大人の立場での気持ちばかりを考えていたことに気付きました。大人の都合ではなく、子どもの立場や気持ちに共感し、育児できるようにしていきたいと思います。
子どもの気持ちを第一に「どうしたの?」と気持ちをまずは聞いていこうと思います。
ワークショップ型なのがよかったです。自分の考えや他人の考えから気付きを得ることができました。
ワークをすることでアウトプットができて良かったです。皆さんとも打ち解けやすいし、色々な視点の意見を共有できたことでたくさん気付きがありました。ありがとうございました。
具体的にたたかない、どならない方法を知ることができて、今後の子育てのヒントになりました。感情的にならないように意識して、自分の気持ちをコントロールしていきたいと思っています。
自分が気付けないことに色々気付かせていただきました。
機能不全家族で育ったため、まともな子育てができるようになりたいと考え、今日の講座に参加させていただきましたる参加でき、楽しみながらの子育てをしていけるような心持ちになりました。今日は、急な申込みでしたが受け入れてくださいました。どうもありがとうございました。
子どもに対する接し方など、今まで講座を受けたことがなかったので、ためになった。今まで自分が良かれと思っていた接し方が、他人の意見を聞くことによって「違う意見があるんだなぁ」や「今度からそのように接しよう!」という思いが生まれ参考になった。
甘やかし、怒るについて、普段、悩みながら子育てしているので、改めて聞くことができ良かったです。自分のイライラを減らすことが大切と感じました。アメリカの専業主婦、年収1,200万というのは初めて聞いたのですが、日本人は高祖さんがおっしゃるように働きすぎですね。本日はありがとうございました。
平日に子どもと接する時間もないので、講座を受けて、とても為になりました。ありがとうございました。
他の人の意見、参考になった。
他の方の意見も知れて参考になりました。
とても勉強になりました。これからの意見にいかしていきたいです。
時間が短く感じられました。いろいろな考えをきくことができて、同じテーブルや他のテーブルの方、女性、男性等、様々良かったです。
グループワークはよかったが、もう少し交流を促してもよいのではないか?
今回、遅くの申込みで保育も間に合わない状況の中で、ありがとうございました。

埼玉県男女共同参画推進センター≪保育サポート≫
With You さいたま様
同行のお子様の保育サポートを有難うございました。また、セミナー室でお過ごしくださったお子様たち。
ママやパパの大切な時間を応援してくれてありがとう。
埼玉県男女共同参画推進センター様に10名の保育サポートをご支援いただいていますが、定員を越えた場合は、同室自主保育でセミナー室でお子様も一緒お過ごしいただきました。参加者の皆様が、チャイルド・ファーストで見守っていただけますことに感謝しています。

≪謝辞≫
埼玉県男女共同参画推進センター様[共催]
2017年公募型共催事業として採用戴き有難うございます。会場提供、保育サポート、広報へのご支援をいただくと共に連絡調整や会場設営等細やかな心配りとご尽力をいただき、無事開催できました。心より感謝を申し上げます。

さいたま市役所さいたま市様[後援]
後援承認をいただき、さいたま市の各区役所や保健センターに案内を届けることができました。さいたま市子ども未来局子ども育成部子育て支援政策課課長・担当者様に心から感謝を申し上げます。



≪プティパからのメッセージ≫

高祖常子さんを講師にお招きしての「前向き子育て」セミナーは、3年目となりました。回を重ねるごとに、「子育て真っ最中の皆様に関心を持っていただけている!」という手応えを感じています。参加できなかった方から「次はいつですか?」というお問合せをいただけることもとても嬉しいことです。
2018年度の埼玉県男女共同参画推進センター公募型共催事業に応募させていただき、ご採用いただきました。
開催日は、2018年10月28日(日)会場は、埼玉県男女共同参画推進センターです。
幾度でもご参加いただきたく思います。
参加者の皆様の「声」にも、「続けよう」という勇気をいただきました。
「たたかない、どならない、子どもの気持ちを大切にする子育て」が日本のスタンダードになっていくことを願いながら、皆様の「声」を届けさせていただこうと思います。。
(一般社団法人プティパ ソーシャルワーカー田村芳香:精神保健福祉士、社会福祉士)

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