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【開催報告】なかまカフェ La Vie「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」2018年3月31日(土)

掲載日:2018年04月07日 スタッフブログ, ピアサポート, レポート, 流産・死産

天使のイラストまさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
プティパは、流産や死産という思いもよらない出来事を体験された皆様に
「哀しみをひとりでかかえないで」と呼びかけ、
気持ちを言葉にする場を持ち続けています。

≪今月のなかまカフェ・La Vie≫
3月31日(土)、なかまカフェ・La Vieをふれあいプラザ志木で開催しました。

参加者様の経験
DDさんは、昨年の1月、思いがけない赤ちゃんとのお別れを経験しました。
6ヶ月での死産でした。
でも、仕事は休めません。
専門の資格を持つDDさんが担う仕事への責任を果たさなければなりません。
つわりは重く、1時間半の通勤を続けることは苛酷でした。
もっと辛いことは、職場の無理解でした。
これを「マタハラ」というのでしょうか。

ん? 胎動が弱い? 不安がありました。
DDさんは、妊婦健診の時に「診断書」を書いていただけるように医師に頼みました。
職場に勤務体制の調整を相談したかったのですが…。
しかし、その時の妊婦健診の担当医は、診断書の発行を認めてくれませんでした。
それまで担当してくれた医師は、いつも母子の安全を最優先に考えてくれていたのに…。
まもなく、胎動を感じなくなりました。
手遅れでした。男の子でした。

あの日から、一年が経ちました。
お別れした赤ちゃんは、自宅供養でいつも傍にいます。
夢でも会います。
仕事も変えました。
専門の資格は活かせないけれど、今は規則正しい生活が最優先だと考えています。

≪参加者様のメッセージ≫
本日はありがとうございました。このような自分の悲しみ、体験を話す場所を探していましたが、なかなか見つけられず…。苦しい思いが溜まっていましたが、なかまカフェLa Vieに参加させていただき、ゆっくりとお話ができて、すごく気持ちが穏やかになりました。今回の会話の中で、後々、私も誰かのチカラになれたら良いなと思いました。息子が残してくれたメッセージを一つずつ気付きながら、これからも過ごしていきたいと思います。貴重な共有のお時間をいただき有難うございました。

★★★
蓮華草 pixta_29214387_S
今月の花は、 蓮華草。花言葉は、「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」「心がやわらぐ」。 。

≪スタッフからのメッセージ≫
改正男女雇用機会均等法(平成29年1月1日)及び改正育児 ・ 介護休業法(平成29年10月1日)、が施行され、改正育児・介護休業法では、職場における妊娠出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメント対策等は事業主の義務とされました。
育児 ・ 介護休業法の制定は、平成4年4月1日。
その2年前に妊娠初期の流産を経験した私は、「妊娠出産・育児・介護休業法」の時代になることを心から願ったものでした。
それから25年です。
母子の<いのち>を最優先に考える合理的配慮が、社会の基盤になって欲しいと願います。
そのためには、流産・死産等の経験者が経験したことの「意味」を丁寧に伝え続けていきたいと思うのです。

☆★☆
「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
流産や死産は、思いもよらない出来事。
新しいいのちの宿りや赤ちゃんとの対面への期待が膨らむ日々が一転、
喪失という体験に向き合うことになるのです。

プティパは、「子どもを宿した時から、’母’としての新しい人生がはじまる」と考えています。
8週、27週、そして40週であっても、ひとつのいのちの母であると・・・。
今育てているお子様がいるかいないかではなく、いのちを宿した経験を持つ女性、ご家族にも必要な支援があると思います。
(一般社団法人プティパ ソーシャルワーカー 田村芳香:精神保健福祉士 社会福祉士)

≪information≫
次回の「なかまカフェ La Vie~流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」は、4月21日 10時~開催です。
5月は5月26日(土)、会場はふれあいぷらざ志木(東武東上線志木駅)です。
初めての方はもちろんですが、幾度でもお越しいただきたいと願っております。

なかまカフェ La Vie・流産・死産を経験した女性たちのピアサポート 総合案内こちらです。

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