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【開催報告】小学生以上の子育てと仕事の両立~「小1の壁」なんてこわくない! 子どもの自立を支える親になろう!  <子育てと仕事の両立セミナー>2018年6月10日

掲載日:2018年07月15日 イベント・セミナー, スタッフブログ, レポート, 育児休業・育休後

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6月10日(日)、「小学生以上の子育てと仕事の両立セミナー」をレンタルスペース ホーリィ(さいたま市)で開催しました。
講師は、育休後コンサルタントの山口理栄さん。
テーマは、「小1の壁なんてこわくない!子どもの自立を支える親になろう!」です。

小学校入学を機に、働く親たちが直面すると言われる「小1の壁」。
「壁」の正体を知り、漠然とした不安を未来への希望に変えていけないでしょうか・・・。
山口さんと一緒に「小学生以上の子育てと仕事の両立」を考えます。

≪講師プロフィール≫
育休後コンサルタント山口理栄さん育休後コンサルタント 山口理栄さん
総合電機メーカーにてソフトウェアの設計・開発/企画に24年間従事。2006年から2年間社内で女性活躍推進プロジェクトリーダーを務める。2010年育休後コンサルタントとして独立。女性が本来もっている能力を発揮できる社会を作ることをミッションとし、仕事と育児の両立を企業、個人の両面から支援している。
日本女性技術者フォーラム(JWEF)運営委員/NPO法人ファザーリング・ジャパン賛助会員/昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員/
【著書】『改訂版 さあ、育休後からはじめよう 〜働くママへの応援歌〜』(労働調査会、2015年)
『子育て社員を活かすコミュニケーション』(労働調査会)

≪講義・小学生以上の子育てと仕事の両立≫
子どもが小学生になったら—。
画像-山口理栄さん資料-小学生の子育て_3小学校に通いはじめることでガラリと変わるのは、自分と子どもを取り巻く環境です。
毎日送り迎えをすることも大変で、保育園時代もいろいろなことを乗り越えていかなければならないのですが、子どもの様子はほぼ把握することができます。
小学生は子どもたちだけで通学し、低学年の時は、放課後は学童保育を利用することになります。
さあ、あなたのご家庭は、どんな環境を創っていきますか?

一番の大きな変化は? それは、「子どもが意志を持つこと」と山口さんは言われます。「子ども自身が嫌だと思うことは、動かなくなります。それは自立だと喜ばなければならないことですが、めんどうなことでもあります」。
「自分が(仕事で)不在の時に子どもを守ってくれるのは地域なのですから、地域と無関係でいられる訳ではないのです」という言葉には考えさせられます。
画像-山口理栄さん資料-小学生の子育て_20
「子どもが安心した環境で育つために、親ができるためにする」—という発想で、山口さんは親と子どもを取り巻く環境を捉えなおしていきます。すると、「小1の壁」になりうる要素は、安心環境のための要素でもあるのかもしれません。
学校生活、PTA活動、学童保育、仕事、地域等、ひとつひとつのテーマに向き合う視点について、山口さんや参加者の皆さんの体験も踏まえながら、考えていきました。

子どもの変化について見通しを持つことは大切なことです。子どもが毎朝一人で起きて、身の回りのことを自分でできるようになることを辛抱強く見守っていくことは、もっともっと先の社会で自立して生きていくチカラをつけていくことにつながっているなんで、慌ただしい時間の中では想像もできないかもしれません。
「子どもの将来は子どものもの」という位置に考えを置くと、子どもの言葉や行動の意味がさらに見えていくことでしょう。
山口さんは、さらにその先の「子どもが自立した後」の時間を実感されているところ。
「子の自立を促し、本人の自分に戻る」という山口さんのメッセージには、勇気が湧いてきます。

 ≪参加者の皆様の感想から≫
小学生以上の子育てに漠然とした不安が大きくなっていましたが、やるべきことが見えてきて、不安が小さくなりました。学童のこと、PTAのことなど、具体的な話が聞けて参考になりました。今後、子どものことで悩むことがたくさん出てくるかもしれませんが、いろいろな話を聞きながら対応していこうと思います。
漠然としていた小1の壁が、どんなもので、どうやって向きあったらよいか、方向がわかりました。親の都合ではなく、何よりも「子どもの意志を尊重すること」が壁をこえるハシゴになるのだと感じました。自分の仕事のこともありますが、子どもと向き合いながら、少しずつ準備したいです。今日はありがとうございました!
「この学童でよいのだろうか」ともやもやぐるぐる迷ってましたが、子どもともっともっと話をして、続けるかやめる以外に減らして通うなども選択肢に入れて、その時その時をフレキシブルに毎日を過ごしていきたいと思いました。まずは、対話。そして、どんどん状況に沿って動いていきたいです。どうもありがとうございました。

≪謝辞≫
埼玉県男女共同参画推進センター様[後援]
今年も後援承認をいただき、埼玉県男女共同参画推進センター館内や県内図書館での広報に御尽力いただきました。心から感謝を申し上げます。過年度は、共催事業として「小学生以上の子育てと仕事の両立セミナー」のご支援をいただきました。「漠然とした不安に対して、ヒントをもらえる機会はあまりない」と、セミナーの主旨をご理解いただけたことが大きな支えになりました。
さいたま市様[後援]
後援承認をいただき、市内の関係機関での広報支援にも御尽力いただきました。さいたま市子ども未来局子ども育成部子育て支援政策課課長・担当者様に心から感謝を申し上げます。

≪スタッフからのメッセージ≫
「小学生以上の子育てと仕事の両立」セミナーの過年度の参加者様から、「その後」のご報告をいただくこともとても嬉しいことです。お一人で受講された後、数年後に再びご家族で参加されたAさんの「その後」をお知らせいただいたのは、3月のことでした。両親の手助けが得られない核家族の子育てのAさんは、「子どもが小学生になったら会社の近くに引っ越すしか方法はないのではないか」と悶々とした気持ちを一人で抱えていました。2017年6月のセミナーには、パートナーと一緒に参加してくださいました。「前回よりも自分の子育てを見つめる時間となりました」という感想もいただきましたが、それから数か月経ってのご報告は「保育園のお迎えを頼んだ時に、パートナーが民間学童の見学に子どもを連れて動いてくれた」というものでした。上のお子さんの小学校まであと一年。きっといろいろな対話をしながら、準備が進んでいくことでしょう。
子育てにもいろいろなシーズンがあるものです。小学校入学は、親にとっても、子どもにとっても、大きな節目。
「子どもの自立を支える親になる」という、ポジティブな発想で子育ち・親育ちを楽しんでいただきたいと思います。
親になったからこそ経験できることがたくさんあります。
その経験の「意味」を伝えていただくことが、「小学生以上の子育てと仕事の両立セミナー」で大切にしたいことです。
山口さん、今年も有難うございました。
セミナーは主に公共施設で開催するようにしていますが、日曜日の予約はなかなかとれません。今回は、初めてレンタルスペースでの開催になりました。ところが、開催案内期間が短くなってしまってしまいました。それにも関わらず、セミナーを見つけてくださった参加者様には心から感謝を申し上げます。
(プティパ ソーシャルワーカー 田村芳香)

≪information≫
育休後コンサルタント 山口理栄さんとのコラポプログラムのご案内です。
育休後カフェ@さいたま vol.23  7月1日(日)   café土瑠茶 → 終了しました。
育休後カフェ@さいたま vol.24  10月14日(日)   café土瑠茶
育休後カフェ@さいたま vol.25  11月18日(日)   café土瑠茶
育休後カフェ@さいたま 総合案内はこちらです。

「子どもの自立を支える親になる」というテーマにつながるプログラムのご案内です。
たたかない・どならない子育てのヒント
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講師:高祖常子さん 10月28日(日)
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