ホーム > スタッフブログ > イベント・セミナー > 【開催報告】育休後カフェ®@さいたまvol.23~2018年7月1日(日)
スタッフブログ

【開催報告】育休後カフェ®@さいたまvol.23~2018年7月1日(日)

掲載日:2018年07月17日 イベント・セミナー, スタッフブログ, レポート, 育児休業・育休後

ピアサポート(育休後)

7月1日(日)、「育休後カフェ® @さいたま」(第23回)をカフェ土瑠茶(さいたま市浦和区)で開催しました。

≪育休後カフェ®とは≫
育休後カフェ®は、育休中または仕事に復帰した方(ママ,パパ)が、同じ境遇の仲間たちと話をするなかで、両立についての悩みを共有し、新たな気づきを得て、自分の中にある‘答え’に自信を深めていく場を提供するものです。


育休後カフェ®は、育休後コンサルタント山口理栄さんが提案し、2011年5月のオープン以来、全国各地で開催されています。
育休後カフェ@さいたまは、2012年1月、ひとりのワーキングマザーの呼びかけで第1回がスタートしました。
その後、プティパ主催で毎年数回定期開催を続け、今回は23回目になりました。
「子育ても仕事も大切にしたい」と願うママやパパ同士、両立についての悩みや関心あるテーマについて話しあいましょう!

≪ファシリテータープロフィール≫

育休後コンサルタント山口理栄さん育休後コンサルタント 山口理栄さん
総合電機メーカーにてソフトウェアの設計・開発/企画に24年間従事。2006年から2年間社内で女性活躍推進プロジェクトリーダーを務める。2010年育休後コンサルタントとして独立。女性が本来もっている能力を発揮できる社会を作ることをミッションとし、仕事と育児の両立を企業、個人の両面から支援している。
日本女性技術者フォーラム(JWEF)運営委員/NPO法人ファザーリング・ジャパン賛助会員/昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員/【著書】『改訂版 さあ、育休後からはじめよう 〜働くママへの応援歌〜』(労働調査会、2015年)
『子育て社員を活かすコミュニケーション』(労働調査会)

≪育休後カフェ®@さいたま2017≫
「育休後カフェ®@さいたま2018」は、ゲストトーク!
第1部は、ゲストトークで「育休後」のリアルをシェア。
第2部は、参加者の皆様の悩みや関心あるテーマでグループトーク。
アフターランチでは、cafe土瑠茶のランチをいただきながらフリートーク。

≪ゲストトーク≫
今回のゲストは、マッキーさんです。
インフラ系企業にて事務職として勤続10年。その間5ヵ所の職場で働き、転居を伴う転勤も経験。約2年間の育児休業等を経て2018年4月にフルタイムで同職場に復職。
育児休業中は初めての子育てを勉強しようと、「子連れで行けるところにはどこでも行く」をモットーに様々な講座やイベントに参加。行動力には自信あり。おむつなし育児アドバイザー、絵本プレゼンター資格取得。
仕事と子育てを笑顔で両立できるよう模索中。趣味は旅行。特技は早寝早起き。これからチャレンジしたいことは車の運転。2歳の子どもと夫の3人暮らし
20180701-育休後カフェ@さいたまvol.23-1

マッキーさんの仕事&家庭生活
• 勤続 11年目。転勤もある職場。
• 9年目で2年間の産前産後、育児休業取得し、4月に職場復帰。
• 8:00~16:30勤務時間を早めてフルタイム勤務
• 朝は、自分が一歩先に家を出て駅に向かい、パートナーが保育園に送迎する。
• 夕方は、16:30会社を出発。18時過ぎには保育園から帰宅。
• 子どもは入浴、食事を終え20時には就寝。
• それから自分の食事をして、21時に就寝。その後、パートナーが帰宅。

育休中のチャレンジ1年目
• はじめての子育てを学ぶ
授乳、おむつなし育児、まんまる抱っこ、スリング・帯抱っこ・ ベビーラップ、離乳食、ベビーマッサージ、ベビーサイン、絵本の読み聞かせ、地域の子育てサークル参加、ベビー英語、モニター
• 自分の体のメンテナンス
バランスボール、ストレッチ、 整体、ヨガ、ピラティス、ガスケアプローチ
育休ライフ1年目のポイント
子どもが生後4ヶ月で転居。子どもを連れて参加できるさまざまなイベントに行くことで、情報を得たり、人と出会うことができた。

育休中のチャレンジ2年目
• 自分が学びたいことの情報収集
体や環境へ負担のない日用品選び、東洋医学、未来教育、英語教室、投資、絵本プレゼンター
• 復職に向けた準備
保活、ベビーシッター、ファミリーサポート、病後児保育、生協加入、 家計の見直し・資産運用の勉強、断捨離、部屋の片付け
• 旅行、帰省
保活のポイント
市内の30園全園を見学することで、自分が大事にしたいことがわかり、布おむつを続けられ、保育の考え方が納得できる保育園を選ぶ。
いろいろな人との子育て
子どもが入院したことなどから、核家族だけでは子育てはできないことを実感。両親の応援だけでなく、地域のベビーシッター、ファミリーサポート、シルバー人材サービスなども利用。時間をかけないとできないこともあるので、子どもが日頃からシッターさんやサポーターさんに慣れていけるようにしている。自分もファミリーサポートのサポーター講習も受講した。仕組みのことも理解できたし、いつ他の人の手助けができるかもしれない。

生活の知恵
• 自宅に不要なものを置かず整理整頓→掃除が楽に
• 保育園に必要なものは家族全員がわかりやすく
• 日々の服選びや買い物で迷わない
• 写真の整理や家計管理はアプリで
• スケジュールは夫と共有
• ファミサポ、ベビーシッター、家事サービスを活用
家計のポイント
新たに保育費などもかかるので、復帰前に見直し、夫婦それぞれが必要な金額を出し合う。
「ケチ」ではあるが、経験が次に活かせることは、今使うべき自分への投資と考えている。
パートナーシップのポイント
自分は掃除、パートナーは料理—それぞれの得意分野で家事分担。

復職をしてみて
• 育休中より楽!?
• 仕事ができることが自信に
職場復帰のポイント
フルタイムでの職場復帰を希望。山口さんの「職場復帰前面談シート」を活用したことで、上司の理解が得られやすかった。

これからの展望
• 仕事は定年まで続けたい
• 仕事をしているうちに定年後のことを考えたい
• 家族が増えるといいな

【パートナーからのメッセージ】
これまでのマッキーさんのお話の訂正事項は?
「概ね真実。(笑) 虚偽ではないです。お互いケチっぽいところもあり、うまくやっていけているのではないか。料理をすることは苦ではない。掃除は得意ではないし好きではないので、やれることをやっていけているのではないか」。
ちなみに、パートナーは、こどもも一緒に食べられるレシピなど、料理の工夫もいろいろしているそうです。
【マッキーさんからのメッセージ】
みなさんの参考になったかわかりませんが、お話しをする機会をいただき、私も育休〜復職の時期を意識的に過ごすことができました。みなさんのお話も聞くことができ、働くこと、子育てへのモチベーションが高まりました。

≪グループトーク≫
第2部では、グループトーク。参加者の皆さんが抱えているそれぞれの課題を共有しました。
主な話題—。
・フルタイム後のパートナーとの家事分担。夫の負担が増えるのでは?
・フレックス勤務になると、職場では帰社時間が気にされなくなってしまい—。
・保育園に「早く迎えに来て欲しい」という子どもの気持ちを優先するべき?
・フルタイム復帰を希望しているが、時短で働く妻のいる上司が自分の経験でアレコレと助言してくる。
・子どもが小さい時は、親がしっかり関わるべきという価値観で、毎日助言をされてしまう保育園って?
・旧態依然とした体質の会社。働くママ同士のグループを作り、新たな働き方を提言していけるように話しあっている。
20180701-育休後カフェ@さいたまvol.23-2

≪育休後コンサルタント®山口理栄さんからのメッセージ≫
「育休時短の長期化は、夫の家庭免除期間を長くするだけ」
6月30ファザーリングジャパン主催の「パパママフォーラム~多様な働き方&生き方が可能な社会を目指して」で、ダイバーシティの専門家であるパク・スックチャ先生が言われた言葉が印象に残りました。
それは、「育休時短の長期化は、夫の家庭免除期間を長くするだけ」というものです。「仕事は9時~18時。保育園は9時~17時」という条件だとしたら、皆さんはどうしますか。育児休業が制度化される1992年当時は、誰もが直面していた問題でした。自分だけではできないので、どうやって人の手助けを得るかを考えざるを得なかったのです。
法律がある今は、パートナーや周囲の人と共に考えるよりも、法律や制度を優先してしまう傾向があるかもしれません。育児休業の取得時間は長くなりましたが、パートナーも育児休業が取りやすいように等の配慮が制度施策に同時に進展していく訳ではないのです。個人の問題というより、社会の風潮がそうであることを知り、自分の働き方を考えていくことも大切です。

長いスパンで見ていこう
今の環境がこうだからと諦めてしまうのではなく、長いスパンで見ていきましょう。自分が下した決断のために苦しんでいることに、気づいていないことがあるものです。生活のことをわかった上で制度が整えられている訳ではなく、社会が閉じていることを根本的に変えていく必要があります。
(首相が産休を取ったことで話題の)ニュージーランドでは、女性首相の長期政権が終わり、男性の首相が誕生した時に、「男の人でも首相になれるんだ」と子どもが語ったことがダイバーシティ社会の象徴として語り継がれています。
今、会社の中で自分ができることを続けることも、ライフシフト・人生100年時代の生き方なのではないでしょうか。私も、子どもが自立したこの頃、すべてが自分の時間という生活が再び戻ってきました。そして、30代に出来ることは、50代にもできることを実感しています。

≪参加者の皆様の感想から≫
少人数でいろいろ話せたり、山口さんとも具体的に話せて有意義な時間を過ごせました。また、参加したいです。
仕事を続けるために、どのような価値観を持つか、とても参考になりました。
さまざまな方のご意見が聞けました。自分の環境は恵まれていると改めて思いました。
マッキーさんや他の参加者の方の意見、大変参考になりました。
内容は良かったのですが、子どもの機嫌が悪く、集中して参加できなかったのが残念でした。

≪取材≫
朝日新聞 Be on Saturday フロントランナー 7月14日版に情報公開されました。
「次回は、育休後コンサルタントの山口理栄さんです。育児休業を取った人が職場に復帰した後、その人や上司はどうすればいいのか、実践的な助言をしています。」
掲載は、7月21日 朝日新聞 土曜日版です。
7月1日も、山口理栄さんの取材と写真撮影のために、記者さんとカメラマンさんが同行されました。
20180701-育休後カフェ@さいたまvol.23-3
(参加者様の掲載確認をいただき、掲載しています)

≪アフターランチ≫
カフェ土瑠茶のアフガニスタンカレーやキッシュプレートをいただきながら、アフターランチで情報交換をしました。

≪謝辞:カフェ土瑠茶様≫
午後からは、カフェ土瑠茶様のイベントもある日曜日でしたが、「育休後カフェ@さいたま」開催にご協力いただき、本当に有難うございました!
20180701-育休後カフェ@さいたまvol.23-4

≪謝辞:埼玉県男女共同参画推進センター・さいたま市の後援≫
「育休後カフェ@さいたまvol.20」は、埼玉県男女共同参画推進センターとさいたま市後援事業として承認をいただきました。案内チラシの配布等でもご協力をいただきました。埼玉県男女共同参画推進センターとさいたま市 子ども未来局子ども育成部子育て支援政策課様に心から感謝を申し上げます。

≪スタッフからのメッセージ≫
「育休後カフェ® @さいたま2018」もゲストトークを続けます。Vol.23のゲストトークはマッキーさん・ご一家です。お子様が4ヶ月くらいからプティパにつながってくださったマッキーさんでしたので、育休ライフの2年間のご様子をぜひお聴きしたいと思いました。まだ、ネンネをしていたお子様が「おしっこ」と言えるようになる時間の中に、「子どもが育つ根っこのすべてが含まれている」ことを改めて学ばせていただくことができました。そして、今回のゲストトークを通して、「家族が家族になっていく・マッキーさん編」にたくさんの「なるほどなぁ」がありました。何よりも、育休ライフでマッキーさんが知り合った人たちをリストアップしたら、何人になるだろうということ。たくさんの方と、「○○さん」と呼びあえる関係を育みながら、街中がマッキーさん・ご一家にとって必要な人がいる’家族’になっているということがとても嬉しいことでした。

あの、朝日新聞土曜日版の「フロントランナー」に育休後コンサルタント® 山口理栄さんが登壇される—とうかがってから、ずっとワクワクしているのです。7月1日は、朝日新聞 見市紀世子さんとカメラマンの諌山卓弥さんが取材や写真撮影で参加をされました。掲載予告が掲載されましたので、今度の土曜日が楽しみです。(田村芳香:一般社団法人 プティパ  ソーシャルワーカー/精神保健福祉士・社会福祉士 育休後カフェ ファシリテーター)

information≫
育休後カフェ@さいたま vol.24  10月14日(日)   café土瑠茶
育休後カフェ@さいたま vol.25  11月18日(日)   café土瑠茶
育休後カフェ@さいたま 総合案内はこちらです。

 #育休後カフェ #育児休業 #職場復帰 #育休後 #育休後コンサルタント #山口理栄 #子育てと仕事の両立 #1995cafe  #wmjp #cafe土瑠茶 #ワーキングマザー #ワーママ#プティパ埼玉

Pocket