「なかまカフェ・ルポゼ」は、「ブルーな気分を抱えながら、子育てしているママたち」を応援するプログラムです。
毎月開催を呼びかけ、ゆるやかに続けています。
会場に来られる方がひとりでもいれば開催しています。
また、参加者様とは、その後も必要に応じて交流を続けています。
なかまカフェ「ルポゼ」という居場所―つながりの場―があることで、自分らしく暮らしていけますように!
【今月の主な話題】
●リカバリーは人生の歩みそのもの
7月7日(土)、Iさんが今月もお越しくださいました。
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「リカバリーは人生の歩みそのもの」
病による生きにくさはあるが、自分で人生を選択し、
実現する権利は何ものにも代えがたいものである。
(パトリシア・ティーガン)
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Iさんのライフヒストリーをじっくりとお聴きしました。
Iさんのお子様が誕生されたのは、父の日だったそうです。
バートナーとIさんに届いた何よりの贈り物。
いのちというかけがえのない存在を得て、Iさんはさらに新しい人生の扉を拓いていかれています。
自分に必要なことは何だろうと、前向きに行動されてこられました。
その経験は、これから妊娠・出産を迎える方にとっての貴重な情報になっていくことでしょう。
Iさんは、スタッフやプティパのヒストリーも聴いてくださいました。
Iさん、プティパのはじまりの物語を聴いてくださって有難うございました。
≪参加者様の感想≫
●田村さんが私のhistoryを聴いてくださってとても癒されました。
Nobody’s perfect という言葉は、とても良いと思います。
ありがとうございました。
≪スタッフからのメッセージ≫
●子育て支援の領域では、カナダ生まれの親支援プログラム Nobody’s Perfectが知られています。
「はじめから完璧な親はいません。皆まわりからの助けを得ながら親になっていくのです」と、親が親になっていくことを国をあげて支援していることは本当に素敵なこと。
プティパは、この精神に共感を覚え、プティパだからできることに取り組んでいます。
特別のニーズを持つ人同士の相互支援活動を通して、親たちが自分らしく生きていくことを応援したいと思います。
「星の数ほどリソース(社会資源)を」と願うプティパにとって、Iさんや皆さんの経験が繋がり合って、活かしあえる場をゆっくり育んでいきたいと、心から願った時間になりました。
●「こころがブルーなママたち」と呼びかけている、なかまカフェ’ルポゼ’。
ルポゼは、フランス語で「休む」「休息をとる」という意味。
ティーブレイクしながら、じふんのことを語るひとときが、明日の元気になればと願っています。
ひとりでも参加者様がいればオープンしていますので、お気兼ねなくお話にお越しください。
(一般社団法人 プティパ ソーシャルワーカー 田村芳香:精神保健福祉士 社会福祉士)
≪Information≫
●次回ルポゼは、8月4日(土)10時~12時に開催します。
ふれあいプラザ志木 会議室
※開催案内はこちらです。
●イベント案内
「子ども・若者ケアラーについての事例検討会
-精神疾患のある母親をケアする子ども・若者の支援について考える」
9月30日(日) 埼玉県男女共同参画推進センター