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【開催報告】なかまカフェ La Vie「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」2019年5月26日(日)

掲載日:2019年06月22日 スタッフブログ, ピアサポート, レポート, 流産・死産

天使のイラストまさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
プティパは、流産や死産という思いもよらない出来事を体験された皆様に
「哀しみをひとりでかかえないで」と呼びかけ、
気持ちを言葉にする場を持ち続けています。

≪今月のなかまカフェ・La Vie≫
5月26日(日)、なかまカフェ・La Vieをふれあいプラザ志木で開催しました。
遠くの街から2組のご夫婦がご参加くださいました。

参加者様の経験
JJさんとKKさん—初めての妊娠でした。
腹痛がありました。「卵巣が大きい・・・」と言われました。
数日後、「切迫流産の危険がある」と言われ―。
11週と6日で流産をしました。
卵巣捻転のために摘出手術を受けました。
「あのときこうしていれば・・・」と考える日々が続きます。
ようやく仕事に復帰したところです。
☆☆☆
LLさんとMMさん。
初めての妊娠は2年前。10週での流産を経験しました。
哀しみを越え宿ったいのちは30週で心音停止―。
手型や足型もとりました。
パパが棺を手作りしました。
それは、赤ちゃんにぴったりの大きさです。
遺骨のペンダントがいつも一緒です。
☆☆☆
身内、同級生、同僚―周囲にはまもなく出産という方がいます。
「今、一番辛いのは、妊婦さんを見ること」、「私も同じです!」。
辛いのはパートナーも同じです。
日々の暮らしのなかでは、赤ちゃんの話題は喜びに満ちて語られます。
一方、メディアでは、虐待など大切にされなかったいのちのことが報じられます。
‘いのち’の重みを知るパパとママには、共通の経験をした者同士だから感じあえる、さまざまな気持ちがありました。

≪参加者様のメッセージ≫
夫婦での参加でしたが、お相手の方も夫婦で参加されていて、とても有意義な話ができました。
男性にとっても必要な場だと思います。
同じ経験をしたご夫婦のお話を聞くことができて、本当に良かったです。
辛いのは私たちだけではないのだと、改めて実感できました。
自分の話も話すことができて、気分がすっきりしました。
自分が思った感情を吐き出すことができ、安心することができました。ありがとうございます。
素敵なご夫婦と話せて良かった。
この出会いに感謝したい。
もう少し、参加者同士で話す時間の割合が大きくてもよかった。

★★★
クレマチス
今月の花は、 クレマチス。
花言葉は、「こころの美しさ」「旅人の喜び」。

≪スタッフからのメッセージ≫
今回は2組のご夫婦が出会う場が実現しました。
「男性にとっても必要な場だと思います。」という言葉を大切に受けとめさせていただきました。
赤ちゃんとのお別れの経験は、かけがえのない‘いのち’と向き合う、深い時間の証でもあります。
パパたちの語りには、パートナーと赤ちゃんとふたつの’いのち’を見守る気持ちが溢れていました。
今、腕に抱く子どもがいなくても、‘いのち’の尊さを知るパパとママであることは、周囲には見えません。
ふだんの暮らしでは、子どもがいる風景や話題を避けて通ることができません。
「子ども」への愛しさとお別れの哀しみが混じり合う辛さにご夫婦が向き合っていることが伝わりました。
だからこそ、哀しいことを哀しいと言える場が必要な時には、いつでもつながっていただきたいと思います。

☆★☆
「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
流産や死産は、思いもよらない出来事。
新しいいのちの宿りや赤ちゃんとの対面への期待が膨らむ日々が一転、
喪失という体験に向き合うことになるのです。

プティパは、「子どもを宿した時から、’母’としての新しい人生がはじまる」と考えています。
8週、27週、そして40週であっても、ひとつのいのちの母であると・・・。
今育てているお子様がいるかいないかではなく、いのちを宿した経験を持つ女性、ご家族にも必要な支援があると思います。
(一般社団法人プティパ ソーシャルワーカー 田村芳香:精神保健福祉士 社会福祉士)

≪information≫
次回の「なかまカフェ La Vie~流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」は、6月29日(土) 10時~開催です。
会場はふれあいプラザ志木(東武東上線志木駅)です。

なかまカフェ La Vie・流産・死産を経験した女性たちのピアサポート 総合案内こちらです。

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