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「育児休業からの職場復帰相談会 in 埼玉」開催報告 2013年2月11日ふれあいプラザ志木

掲載日:2013年02月15日 イベント・セミナー, スタッフブログ, レポート, 育児休業・育休後

2月11日(日・建国記念の日)、「育児休業からの職場復帰相談会in 埼玉」を開催しました。
この相談会は、「なかまカフェ・育児休業中のママたちのピアサポート・しき」の参加者の方たちの、「職場復帰に向けて、ぜひ、育休後コンサルタント山口理栄さんのお話を聞きたい!」との希望を受けて実現しました。
保育園の入園決定通知を待つなかで、「復帰の日が近づくにつれ、漠然とした不安が大きくなっていく」という今、山口理栄さんをファシリテーターにお迎えし、9人のママと6人の赤ちゃんがふれあいプラザ志木に集まりました。

Before 参加者の皆さんの参加動機は・・・≫
職種や立場を越えて、皆さんが抱えている不安には共通点がたくさんありました。
育児・家事・仕事の両立の不安
・仕事も家庭もきちんとしたいが、ワークライフバランスに常に悩んでいる。
・職場環境もハードで、実家のサポートはない状況で仕事と子育ての両立はできるのか。
・激務な夫の育児参加はどうすればいい?
長時間保育の子どもへの影響は?
時間短縮制度
・そのメリット、デメリットは?
・時短勤務をいつまで続けるか。
・職場の人に負担をかけているのではと、肩身が狭く感じてしまう。
職場復帰後の仕事
・妊娠中の休職、産休、育休と約1年半のブランク。職場環境が変化してしまった。大丈夫か?
・復帰後は以前と同じ業務にはつけないことが確定している。1年以上のブランクで不安。
・これからのキャリアの積み方、どうすれば?
子供の病気
・子どもの病気等で休む時、同僚や上司等、職場への対応の工夫は?
・急な子どもの病気。仕事を部下に割り振るなど、対応できるだろうか。

Lecture& Group
第一部は、育休後コンサルタント山口理栄さんの講義。40枚ものスライドを使って、「仕事と子育ての両立の心構え」が、さまざまなポイントからわかりやすく示されます。参加者の皆さんは、レジュメにメモを書き込みながら、真剣に聞き入ります。
第二部は、グループディスカッション。はじめに、「家事分担表」や「面談シート」等のワークシートを使って、自分の課題を振り返ります。その後、それぞれが抱えている不安や悩みを具体的に相談していきました。






「子育てで助けてもらった借りは次の世代に返そう」、「低空飛行のすすめ」等の生き方のヒントが満載の相談会。その真意は、自分自身の人生をどうしたいのかという目標を持って、それに向かって一日一日をきちんと積み上げていくこと。「あなたはどうしたいの」と問いかけながら、環境のせいでできないのではなく、自分が周囲との関係をどう築いていくか、どう環境を整えていくか、「考える」ことで拓かれる道があることをひとりひとりに語りかけてくださいました。
「相談会」で課題が解決した訳ではありませんが、「子育てと仕事の両立」に向けて、自分なりのやり方で、課題に向き合っていこうという気持ちに立ち返って、参加者の皆さんは晴れ晴れとした表情です。最後に、山口さんを囲んで記念撮影をしました。

プロフィール:育休後コンサルタント 山口理栄氏
総合電機メーカーに24年間在籍し、子育てしながら部長職まで務める。2010年に独立し、仕事と子育ての両立を可能にする組織をつくることをミッションに企業内研修などを実施。育休後カフェ主宰。著書『さあ、育休後からはじめよう~働くママへの応援歌~』(新田香織さんとの共著、2013年1月発行:労働調査会)を1月に出版。


≪After参加者皆さんの声≫

皆さん、職業は違いますが、不安を抱えて、仕事へ復帰していくんだなと自分だけではないことに、心強く感じました。山口さんのお話も、分かりやすく、山口さんご自身体験されてこられたことなので、とても説得力がありました。自分も山口さんのように、ずっと働き続けること、出来るのかな?と思ったりもしましたが、それも自分でどうしたいかにつながるのかなと思っています。自分の働き方を早くみつけられたらと思いました。保育園入所が決まったら、お話を参考に色々と準備しようと思います。
現在の職種はSEです。職場復帰のもやもやもありましたが、忙しい仕事をこの先も続けていくのかどうかとても悩んでいました。今日のお話で小学校入学まで色々と考えていけばよいとのお話がありました。まだ先の長い人生やりたいことを探していきたいと思います。自分から情報を開示していくという姿勢の大切さ、会社へのアプローチの仕方などとても参考になりました。
山口さんのお話が、とても胸に響きました。悩んでいても仕方がない、自分でよく考えて、自分がどうしたいかを決める、 自分のぶれない考え=軸が必要だと思いました。 その軸がぶれないように努力していきたいと思います。自分に余裕が出るまで時間がかかるかもしれませんが、 それまでは低いながらも飛行を続け、浮上と共に会社へ恩返しできるように着実に 前に進んでいきたいと思います。
山口さんから直接お話を伺えたこと、また質問形式で話ができたことはとてもよかったです。資料を家に帰って何度も見返しています。復帰を前に心の整理、覚悟、前進ができたように思います。この資料はまた復帰した後に、何度か見直すことがあるかと思います。家事分担表、上司に伝えるべき内容が網羅された面談表はすぐに役立ちそうです。面談表は、自分で同じものを作成して上司に提出してみようと思います。発見の多い会でした。
今回参加したことで、漠然とした不安が、何からきているものかが明確になりました。私の場合は、職場との関係です。長時間のサービス残業が当然となっている職場で、時短勤務することが申し訳なく、また周囲の目が気になっているというところでした。他の参加者の方も同じように感じている方が多かったことや、山口さんが悩んでも仕方のないことで、自分がどうしたいかが大事とハッキリ仰っていたことで、覚悟を決めなければと気合が入りました。
復帰まで残りわずかとなり漠然とした不安はあったものの、何が不安なのか何をした らよいのかわからず悶々としていましたが、山口さんや参加者の皆さんのお話をうか がいながら、自分自身の気持ちの整理ができたように思います。 特に山口さんのお話は明瞭でブレることがなく『そうそう!!』と共感できることが 多く、これからの問題解決方法のヒントをたくさんいただきました。 子どもを連れて長時間のセミナーに参加することに迷いがありましたが、思い切って 参加して本当によかったです。

Support
「育児休業からの職場復帰相談会in 埼玉」には、8ヶ月から1歳2ヶ月のお子様たち6人が参加されました。学生ボランティアとして、山根さん、永野さん、加藤さんの3人が同室の見守り保育サポートを応援してくださいました。
今回は、子どもたちの月齢を考え、ホールを自由に歩いたり、プレイコーナーで遊んだり、ママでそばで過ごしたり等、程良い距離感で安心して過ごせるようにと、床に座るスタイルの会場づくりを試みました。ママたちも授乳やおむつ替え等お子様の様子に気を配りながら、時にはおんぶや抱っこをしながらの参加となり、大変だったことでしょう。「途中から話半分になってしまったのが、残念です」という感想には胸が痛みます。 お子様たちは、思い思いに過ごしながら、終了までの3時間を本当にがんばってくれました。お子様たちがはじめての場所でこんなに穏やかに過ごせるのは、ママとの信頼関係がしっかりできている証だと思います。育児’休業’とは、「育児」といういのちを育て上げるお仕事であり、それを通して’母’というもうひとつの役割に挑戦する「育自」という時間だったのですね。皆さん、とても素適なママぶりでした。

参加者の皆様、そして、お子様たち。本当にお疲れ様でした!
「相談会」の最後には、ご自分へのおみやげとして、「〇年後の私へ」とご自分へのお手紙を書いていただきました。おひとりおひとりが願っている人生を歩んでいけますように、「育休後」を支え合う交流の場等もご提案していきたいと思います。

≪ご案内≫
■「育休後カフェ@さいたま vol.3は、3月2日に開催します。ご案内はこちらです。
■プティパでは、「なかまカフェ・育児休業中のママたちのピアサポート」さいたま市と志木エリアで毎月開催します。
・「なかまカフェ・育児休業中のママたちのピアサポート・さいたま」のご案内はこちらです。
・「なかまカフェ・育児休業中のママたちのピアサポート・しき」のご案内はこちらです。

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