ホーム > スタッフブログ > ピアサポート・ピアカウンセリング > なかまカフェ 育児休業中のママたちのピアサポート≪しき≫ vol.6 2013年3月13日(水)開催報告
スタッフブログ

なかまカフェ 育児休業中のママたちのピアサポート≪しき≫ vol.6 2013年3月13日(水)開催報告

掲載日:2013年03月14日 スタッフブログ, ピアサポート・ピアカウンセリング, レポート, 育児休業・育休後

なかまカフェ 育児休業中のママたちのピアサポート≪しき≫がスタートして半年が経ちました。6回目を一条工務店住宅展示場モデルルームで開催しました。
強風のために各地で電車の運休が続いた日でしたが、和光市、富士見市、さいたま市から3組がご参加くださいました。「育児休業中」と同じ境遇にいても、皆様が取り組んでいるお仕事はおひとりおひとり違います。でも、「仕事と子育ての両立」を実現したいという希望は同じ。毎回、「仲間(ピア)」の力、ママの力を感じて、元気をいただきます。

*両立のための環境づくり~「いつも」と「いざ」の両方から
Aさんは4月からいよいよ職場復帰。復帰に向けて、着々と準備を整えて来られました。「すごいなぁ」と思うところは、「いつも」と「いざ」の両方から核家族の子育てのサポートチームを創られてきたことです。
保育園もじっくり見学を重ねた第一志望に決まりました。通勤時間も長いので時間短縮制度を利用していても、保育園の送迎や病気対応のためには、ファミリーサポートセンターを活用できるように、複数のスタッフさんと面接をしたり、保育園の事前同行訪問を重ねています。
2人目の育児休業中のBさんもファミリーサポートセンターで、複数のスタッフの応援をもらって、上のお子様の「育児休業後」を乗り越えてきたそうです。「保育園にお迎えをお願した時も、同じ地域のスタッフさんだと引き取りに行くのもとても助かりました」。
そんな経験を聞きながら、「私もファミリーサポートセンターにいってみよう」とCさんも前向きです。

*タイムマネジメント
復帰前の話し合いで上司から「5時まで仕事をして欲しい」と言われたAさん。時間短縮制度を利用して、終業は4時半と決めたはずなのに。「原則4時半、必要な時は5時まで」とその場では答えてきたそうです。
実に悩ましい問題です。「失敗の経験史」が山の様にあるプティパスタッフには、伝えたい想いがいっぱいです。会社員時代は、「先に帰るのは申し訳ない」と言う気持ちを引きずってしまったタイプです。今振り返ると、「申し訳ないなんて思う前に、’働き方’を変えるほうがもっと重要だった」と心の底から後悔しています。「この子の’生命’を守るために、’生活’を支えるのは母の役割」という誇りをもって、「どうすれば、’仕事’の質を保てるか」を周囲の人にも一緒に考えていただきながら、自分の’心’にゆとりを持って、バージョンアップしなければならなかったと思います。「まだ、次の電車でも何とかなる」という「あと30分」は、「わずか30分」どころではありませんでした。生活時間に食い込んだ「マイナス30分」の消耗度は高く、負のスパイラルになってしまったなぁと今なら振り返ることができます。
30分の時間超過のあった日は、会社には「貸し!」、暮らしの中では「その分、今日は手抜き」。「溜め」がないと続かないのが、両立ライフかもしれません。
育休後コンサルタントの山口理栄氏は、「短時間勤務制度を使った働き方や、時間外労働をしない通常勤務の働き方が、時間外労働が多い職場でも認められるようになるのが理想です。そのためには自分が持っている知識、経験をフル稼働してチームのために生かすという気持ちを常に持つことが大事です」(『さあ、育休後からはじめよう』P109)と言われています。

*パートナーとの関係性って変えられる…!
「最初は家のことは苦手タイプのパートナーのやり方が気に入らずにぶつかることもあったけれど、自分の気持ちを変えてみたら、パートナーにやってもらえることもいろいろ。自分も成長!」とAさん。
「そんなに大変なら職場変えれば?」とダイレクトアドバイス型のパートナーに、転職関係の本などを並べておいたら、気になったようで「どうなの?」と気持ちを聴いてくれるようになったとBさん。
「どうせできないから」とか、「どうせわかってもらえないから」とパートナーとの関係づくりを諦めなかったのはエライなぁ…。わずか数ヶ月ですが、それぞれが自分の気持ちを伝える方法を工夫したり、話し合う場をもっているのはとっても素適なことですね。「わが家はパートナーが家事、育児に積極的なので、とても助かっています」とCさん。それぞれの得意を活かしあって「家族」になっていくのですね。

*自由な時間があったら何をしたい?
妊娠、出産、子育てで落ちている体力。「体力の回復は大事」とBさんは、毎週バランスボールのレッスンに通っています。「子どもも一緒に楽しめるのが良いですね」と自宅でも楽しみながら健康快復。
Cさんは「週末はパートナーが家事・育児を担当してくれるので、自分のための時間をゆっくりと取ることが出来ます」と言われます。
「卒乳ができたら、もっと自由時間ができるかな。美容院とか行けるといいなぁ」とAさん。Aさんはパートナーと共通の趣味があり、お子様も1歳を過ぎたので、これからは家族で趣味を楽しむ時間が増えそうです。

≪参加者アンケートから≫
大変な思いをしている(これからする)のは自分ひとりじゃないということを実感できたし、今日の会はこれからの新生活の糧になりそうです。同じ境遇の方々と話すことの大切さを知りました。
2回目の参加でしたが、参加するごとにいろいろな立場、仕事をされている人のお話が聞けるので、自分の力になるし、気付きがあります。まだ、復帰は先ですが、これからもいろいろな人の話を聞いて、情報収集や心構えをして備えていきたいと思います。不安や悩みはたくさんあるけれどその分成長できるんですよね。子どもと親も。
今回もいろいろな境遇のママさんとお話できて良かったです。勤務時間の延長を希望された話、線をちゃんと引かないとなしくずしになるかも…。そこはしっかりしないとな…と思います。

≪スタッフからのメッセージ≫
2回目のご参加の方のお話を伺うと、ちょっと意識して変えてみたことから、素適な変化が生まれているご報告がいろいろあってとても嬉しいです。
「子ども」、「パートナー」、「職場」…対象はそれぞれ違っていますが、関係や環境はともに育んでいくもの、変えていけるものだということが心から信じられる、楽しい「なかまカフェ」になりました。
でも、心配なこともいろいろ。「やっと入園した保育園も〇歳まで」と制限があったり、復帰後の配属や勤務がどこになるかということや時間短縮制度への理解のある上司・同僚ばかりではない現実であったり…。そんなことを考えていくと、「不安」の風船が心の中にたくさん広がってしまいそうです。
「今、しなきゃいけないこと?」。「本当に今日しなければならないこと?」。「明日という日もあるんだよ」。今しか見ないで仕事しようとした私に、先輩たちがいつも投げかけてくれた言葉です。「でも、誰かが代わってくれるわけじゃないし、仕方ないじゃない」なんて思っていたけれど、本当に人間のことがわかっていなかったと懺悔です。私はdoingばかりだったけれど、人生の先輩たちはbeingの世界で語っていたということ。

「ピアとは仲間のことです。ピアサポートとは仲間同士の相互支援のことです」…と呼びかけている「なかまカフェ」。共通の関心や課題を通して、それぞれの持ち味を発揮しながら交流していただけるように安心で安全なグループを創っていければと思います。

≪Infomation≫
●次回、育児休業中のママたちのピアサポート・志木は、4月12日(金) 10:00~12:0に開催します。参加者募集開始しています。ご案内はこちらです。 皆様のご参加をお待ちしています。
●「育児休業後のママたちのピアサポート」を5月26日(日)に武蔵浦和コミュニティセンターで開催予定です。
●「育休後カフェ@さいたまvol.4」を7月13日(土)に開催予定です。

Pocket