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なかまカフェ 育児休業中のママたちのピアサポート≪しき≫ vol.7 2013年4月12日(金)開催報告

掲載日:2013年04月13日 スタッフブログ, ピアサポート, レポート, 育児休業・育休後

春の風にしては少しひんやり…。でも、街を歩いていても春の花々に心がなごみます。
なかまカフェ 育児休業中のママたちのピアサポート≪しき≫も7回目となりました。
新座市、志木市から2組のご参加をいただきました。

*復帰のタイミングは?
お子様が1歳になるまであと数か月です。お住まいの街では、0歳児の受け入れ可能な保育園もあるとのこと。しかし、復帰のタイミングは?と考えるAさん。つかまり立ちもできるようになり、日々の成長が楽しみ。この姿をずっと傍で見守っていたい・・・と思うのはすごくわかります。勤務先では職場復帰の時期を延長するチャンスは1度あるそうです。延長カードを使うべきか、迷うところです。
お二人目のお子様の育児休業中Bさんからは、前回の上のお子様の育児休業後の経験談を伺いました。保育園入園直後はいろんな病気をもらってくるもの。保育園からの呼び出し電話が続いたとのこと。ほぼ1歳で入園されたので、月齢が上のお子様より快復も長引くことも。1歳児は発達の大進化期ですから、月齢によって体力にも大きな差があるのは確かです。「体力も大事」。Bさんからは経験したからこその、実感のこもった貴重な助言をいただきました。

*小1の壁
「まだ先のことだけど…。」3歳になった上のお子様の小学校ライフを考えながら、ご自身の働き方を見つめているBさん。小学校からご自宅の距離は2キロもあるそうです。学童保育を利用するとしても長期の休みは毎日お弁当を作って通うことになります。親子共に厳しい日々…。今の職場を続ける道、地域で新しい自分の仕事を開拓する道。いろいろな可能性を考え始めています。
Bさんは、育児休業からの職場復帰後、どんなにあわただしい日々の中でも、毎晩の絵本の読み聞かせを続け、お子様の生活リズムにも心を配ってこられたそうです。お子様も保育園で伸びやかに過ごしています。お子様が二人になられてからの職場復帰後の生活を考えると、時間に追われながら「はやく、はやく…」とお子様に声を掛けてしまうような日常が浮かんでしまいます。長年積み重ねてきた今の職場での実績や経験もまた、かけがえのないもの…。一方、お子様の成長を見守りながら、地域に軸足を置くようなキャリアの積み方もあるのかもしれないと考えることもあるそうです。3ヶ月の下のお子様に優しいまなざしを向けながら授乳をされるBさんが見つめるものは、その先の人生…。

≪参加者アンケートから≫
悩みがいろいろと話せました。聞いてもらえる場があるだけで、スッキリしたり、新しい考えが出てきてよかった。
同じ悩みをもつママとお話できてよかったです。

≪スタッフからのメッセージ≫
育児休業中のママたちのピアサポートvol.7も少人数でしたが、二人目のママとはじめてのお子様のママのペアとなり、少し先を歩く先輩ママの体験談が貴重な情報源となりました。
長い時間をかけてキャリアを積んで来られたAさん、Bさんですが、ママとしても豊かな経験を育んでいらっしゃいます。お子様たちの伸びやかなご成長のご様子から、日頃の丁寧な関わりが伝わってくるようです。それぞれのパートナーも子育てや仕事を続けることの理解もあり、できる限りの協力も得られる環境。それだけにこれからどのような働き方をするのかは、ママの決心にゆだねられているともいえる状況です。
皆様のお話を伺いながら、「納得のいく自己決定ができるように…」と声をかけることが精一杯のエールでした。でも、こんなに一生懸命、真面目に、素適に生きているママたちがずっと輝いていられるような、「子育ての社会化」にはいたっていない現実を目の当たりにするようなお話に胸が痛み続けました。

「小1の壁」の実態は、本来は、「会社の壁」、「地域の壁」と捉えられなければなりません。
会社は育児休業や時簡短縮制度を取り入れても、ご本人が最も働きたい職種で働き続けることができる環境を用意してはくれるとは限りません。保育園のお迎えに間に合うように退社するのであれば、業務に支障の少ない職場への配属を余儀なくされてしまいます。キャリアを積んできたママにとっては、働くことのモチベーションを保っていくことは難しいことです。
地域では学童保育の整備の遅れやサポートの限界があることは現実。放課後児童育成事業の充実が、「待機児童の解消」と同時に解決しなければならない課題として、次世代育成事業の柱としてされていますが、実際に社会資源が整えられていくまで時間もかかり、地域ごとの温度差もあるのが実状です。
ママたちが抱える「不安」は、社会のサポート力の弱さがつくりだしているといえることです。
まさに、ひとりひとりのママの生き方がロールモデルである時代は続きますが、壁を潜っていった先人達の創意工夫を取り入れながら、納得できる自分の生き方再発見をされますようにと願っています。
少なくとも「地域の壁」は、お子様を通して、新たな出会いも広がり、お子様が安心して放課後や休暇を過ごせる環境は見出すこともできると思いますし、その苦労は、お子様自身生きる力の源泉になると信じています。
それは、ママ自身が自分らしく輝き続けることを諦めないことから始まるとも言えることかもしれません。

≪Infomation≫
●次回、「育児休業中のママたちのピアサポート・志木」は、5月19日(金) 10:00~12:0に開催します。参加者募集開始しています。ご案内はこちらです。 ●「育児休業後のママたちのピアサポート・志木」を6月2日(日)にふれあいプラザ志木で開催します。ご案内はこちらです。
●「育休後カフェ@さいたまvol.4」を7月13日(土)に開催します。
皆様のご参加をお待ちしています。

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