ホーム > スタッフブログ > レポート > 「川越紅茶」13周年の集いから 
スタッフブログ

「川越紅茶」13周年の集いから 

掲載日:2012年06月15日 スタッフブログ, レポート

 祝 川越紅茶13周年「川越紅茶」の吉田理映子さんは、東日本大震災直後、2,100人が避難されたさいたまスーパーアリーナの10日間のことを、「川越紅茶」13周年の集い”小さな一歩”でお話くださいました。

 

 吉田さんは、NPO法人ハンズオン埼玉の仲間とともに「情報班」を担われました。
 「避難所」のはじまりは、「~してはいけない」の張り紙が象徴するように、”支援する人vsされる人”の関係だったそうです。
 吉田さんたち「情報班」は、施設内の案内表示を変え、生活に必要な情報を丁寧に提供し、メッセージの貼り方ひとつにも配慮と工夫を重ねていきます。また、ボランティア一人ひとりの役割や個性が伝わるようにし、人と人の関係が育みやすくしていきます。
 さらに、「福玉ボード」と名付けられたメッセージボードを作ります。福島の人から埼玉の人へ、埼玉から福島の人へ。「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えあう双方向のコミュニケーションが芽生えていきます。気持ちを言葉で伝えあうことは、応援や支援ではない、人と人の絆を生んでいったのです。
アリーナ最後の日。通路にシートを広げ食事をとっていた障がいのある方とそのご家族にすぐに立ち退くようにと指示を出していた係員に、「もう少し居させてあげてくれ」と声をかけたのは、ホームレスの方だったそうです。
 吉田さんたちが大切にしたことは、「ために」ではなく「ともに」…。
 「川越紅茶」13周年のおみやげに、福島県双葉町名物のみそまんじゅうを頂戴しました。埼玉県加須市に避難されている熟練の菓子職人さんが丹精込めた逸品でした。

 5月10日現在、福島県から県外に避難されている方は62,038人。埼玉県内には4,289名がおられ、そのうち254人は避難所で暮らしています。そして、私の住む街志木にも11人が暮らしておられるとのことです。18歳未満の子どもは、17,895人が県外で生活しています。(2012年4月1日現在)こういうことを対岸のこととしていた日常に気付かされ、「ために」と「ともに」ではまったくちがった環境が育ちあがることを学んだ「川越紅茶」の”小さな一歩”でした。

ブログを読んでいただきありがとうございます。
ご意見や感想をひと言、コメント欄よりご送信ください。
お待ちしています。

Pocket