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なかまカフェ La Vie「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」2014年6月20日(金)開催報告

掲載日:2014年06月23日 スタッフブログ, ピアサポート・ピアカウンセリング, レポート, 流産・死産

なかまカフェ・流産・死産を経験した女性たちのピアサポート 
「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
プティパは、流産や死産という思いもよらない出来事を体験された皆様に「哀しみをひとりでかかえないで」と呼びかけ、気持ちを言葉にする場を持ち続けています。



≪今月のなかまカフェ≫
6月20日(金)。40週でご出産されたお子様と1日でお別れをされたEさんと27週でお別れをされたFさんが、4月に続いて「なかまカフェ」にお越しくださいました。
「え~、すごいなぁ!」。
参加者様の近況報告には「!マーク」がいっぱいです。
“よりよく生きる“―Eさんも、Fさんも、自分らしく、今できることを大切に暮らしているご様子が伝わります。

 「でもね。こんなことが―」というご報告には、胸がヒリヒリと痛みます。
「お子さんは?」という、睦まじいご夫婦にしばしば投げかけられる何気ない言葉。
返す言葉を探しながら、ザワザワと揺れる心。
妊娠・出産の話題で盛り上がる女性たちのグループ。その体験者でありながら、「今は、夫とふたり暮らし」の立場の人として、そこに居る―。「私も知っているのに…」と言葉にならない言葉を飲み込んで、座に加わる―。

「子どもが先に逝ったという体験は、誰にでも語れるものではありません」
というお二人の言葉が、ズシリと重く響きます。

私たちは、気付かないうちに、言葉の刃を向けていることがあるに違いありません。
私たちは、「その人」の立場に思いを寄せることなく、「普通なら…」という思い込みをしたままで、「会話をしている」と思っていることが、どれほど多いことでしょう。
今、一緒にいる相手の方を理解したいという心がないままの会話の中で、「特別な体験」を持つ人は、痛みを深めていきます。
たとえその体験をした人でなくても、その気持ちを「理解」しようとすることが、ひとりの人としての「大切」―。

 「赤ちゃんはかわいい」。一方で、お子様と同じくらいのお子様を見かけると、「(我が子も)このくらいかな」と思う。凪いだ日もあれば、時化(しけ)の海に投げ出されたような日もある。ありのままに語り合えた、深い時間でした。 

≪参加者様の感想-アンケートから≫
今、感じていることなど、正直な気持ちを話すことができ、晴れやかな気分です。息子が亡くなったという、私に起こった出来事をきれいにまとめる必要もないし、良い事だけ前向きな話だけする必要もないし、自分のいろいろな複雑な思いをカミングアウトできてよかったです。
2回目の参加させていただきました。毎回、とてもいろいろな話を聞かせていただいたり、たくさん気付かせていただくことが、本当に多いなと感じさせていだたきます。
穏やかな雰囲気の中で、心が浄化されていくような、普段、自分野中で抑えていた思いを、ここでは素直に言葉になり、天使ママの方と共感しあえる、唯一の空間です。また、参加させていただきたいと思います。有難うございました。

 写真は、baby-tears 天気の涙 世界一小さな花を咲かせます。
花言葉は、変わらぬ愛



≪スタッフからのメッセージ≫
EさんとFさんが「なかまカフェ」で再会をされた4月。「人にはいろいろな感情があるものです。「なかまカフェ」は、揺れる心を癒しに帰る港のようになれればよいのですが」とメッセージに書きました。再び,ご帰港くださって、本当に嬉しく思います。
上の写真(撮影Eさん)は、Eさんが「なかまカフェ」のためにお持ちくださったオブジェです。木の香の一条工務店様のモデルルームが、さらに私たちのためのあたたかな空間になりました。そのお心配りに感謝をしています。

 ☆★☆
「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
流産や死産は、思いもよらない出来事。新しいいのちの宿りや赤ちゃんとの対面への期待が膨らむ日々が一転、喪失という体験に向き合うことになるのです。
プティパは、「子どもを宿した時から、’母’としての新しい人生がはじまる」と考えています。8週、27週、そして40週であっても、ひとつのいのちの母であると・・・。
今育てているお子様がいるかいないかではなく、いのちを宿した経験を持つ女性、ご家族にも必要なご支援があると思います。

≪information≫
次回のなかまカフェ「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」は、7月22日(火)午後に開催します。→詳しくはこちらをご覧ください。

≪謝辞≫
流産・死産経験者で作るポコズママの会」様のサイトに毎回の開催情報を掲載いただいています。毎月、本当に有難うございます。

会場をご提供くださいました、一条工務店様有難うございました!
木の香りのする落ち着いた空間で、ゆっくりと深いお話をすることができました。

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