ホーム > スタッフブログ > ピアサポート・ピアカウンセリング > なかまカフェ La Vie「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」2014年9月26日(金)開催報告
スタッフブログ

なかまカフェ La Vie「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」2014年9月26日(金)開催報告

掲載日:2014年09月27日 スタッフブログ, ピアサポート・ピアカウンセリング, レポート, 流産・死産

「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
プティパは、流産や死産という思いもよらない出来事を体験された皆様に「哀しみをひとりでかかえないで」と呼びかけ、気持ちを言葉にする場を持ち続けています。



≪今月のなかまカフェ≫

9月26日(金)。さいたま市からお越しくださったお二人の方と経験をわかちあいました。
Lさんは、2度の流産をご経験されています。不育症検査を受けてこれからに備える日々ですが、「もう一度同じことがあったら」との不安は消せません。明るく、笑顔が輝くL様にも、苦しみ抜いた長い時間があったと言います。ちょうど同じ時期にごきょうだいも妊娠。誕生の慶事に包まれる中で、哀しみを抱えるLさんは、心理カウンセリングを受けながら、気持ちを言葉にする、文章にすることで、自分のこころと向き合い続けたそうです。

Mさんも初めての妊娠で流産を経験されています。まもなく3歳になるお子様のいるワーキングマザーとしてご活躍の日々のなかで双子を妊娠。一卵性でしたが、二人の成長のペースには違いがありました。難易度の高い出産のために都内の専門病院に転院され、幾度もの危機を乗り越えて、双子ちゃんはゆっくりと育っていきました。6ヶ月を迎える頃、Mさんは異変に気付きます。ママのお腹を蹴りながら、いのちのサインを届けてくれていた元気タイプのお子様からのサインが届きません。病院の検査をした時には、すでに二人のお子様の心音は途絶えていたのです。今、小さな2つの骨壺にお水を供えるのはお兄ちゃまの日課です。でも、まもなく出産予定日―。「もし、いのちあれば今は―」と揺らぐこころを抱えながら、子育てとお仕事に慌ただしい毎日が過ぎていきます。
☆★☆
Lさん、Mさんは、本当に偶然ですが、同じ駅で乗り降りし、同じお店で買い物をする、ご近所さんでした。信頼できる同じ医療機関を受診され、それぞれのご経験が医学的にはどのような状況で起こったことなのかを深く理解されていました。それでも、渦巻くさまざまな感情にも向き合い、未来に向かおうとするまっすぐなこころを持つLさん、Mさん。
6週間生きたLさんのお子様、6ヶ月生きたMさんの二人のお子様のいのちのチカラを感じ合うことができた、9月の「なかまカフェ・La vie」でした。

≪参加者様の感想-アンケートから≫
今までブログを通して気持ちを出してきましたが、顔を合わせて自分の声で話をするということに、とても充実感を感じました。たくさん話したけれど、きっとまだまだ話たりないんだろうなって思います。ここで出会ったみんなと悲しみを共有するのはもちろん、一緒に受けとめ、前を向くところまでやっていきたいです。モデルルームもとても良かったです。落ち着きます。
初めて参加致しました。2人のみの参加だったのに、住んでいる場所等共通点も多く、とても話しやすかったです。死産した経験は、あまりにも語れる機会が少なく、今日、いろいろとお話できて良かったです。何を話しても受けとめていただける雰囲気でしたので、今までなかなか表に出せなかった汚い心の内も出すことができました。心の中でためておかず、今日のように表に出せる機会の大切さを改めて感じました。また、参加できたらと思います。今日は有難うございました。

 写真は、baby-tears 天気の涙 世界一小さな花を咲かせます。
花言葉は、変わらぬ愛

 


≪スタッフからのメッセージ≫

「なかまカフェ・La vie」も3年目が始まっています。プティパは世話人にすぎなくて、何かもっと大きな存在のマネージャーがいて、その日訪れる方のスケジュール調整をしているのでは?といつも思います。毎回、何かしら共通点が重なり合う方たちの出会いの場になることが不思議です。
☆★☆
経験した人同士だから伝わることがあります。同じ空間で話すことで、五感を通して、自分の’こころ’に降りていく何かがあります。
流産、死産の経験は、誰にでも気軽に話せることではありません。その体験をわかちあう場は、まだ、どの街にもあるという状況ではありません。「なかまカフェ La vie」は、ささやかな「港」ですが、毎月小さな灯を灯し続けて参りたいと思います。
☆★☆
「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
流産や死産は、思いもよらない出来事。新しいいのちの宿りや赤ちゃんとの対面への期待が膨らむ日々が一転、喪失という体験に向き合うことになるのです。
プティパは、「子どもを宿した時から、’母’としての新しい人生がはじまる」と考えています。8週、27週、そして40週であっても、ひとつのいのちの母であると・・・。
今育てているお子様がいるかいないかではなく、いのちを宿した経験を持つ女性、ご家族にも必要なご支援があると思います。

≪information≫
次回のなかまカフェ「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」は、10月24日(金)午後に開催します。開始時間は13時からとさせていただきます。→詳しくはこちらをご覧ください。

≪謝辞≫
流産・死産経験者で作るポコズママの会」様のサイトに毎回の開催情報を掲載いただいています。毎月、本当に有難うございます。
会場をご提供くださいました、一条工務店様有難うございました!
木の香りのする落ち着いた空間で、今月もゆっくりと深いお話をすることができました。

 

Pocket