ホーム > スタッフブログ > イベント・セミナー > 育休後カフェ@さいたまvol.13 2015年12月6日(日)開催報告
スタッフブログ

育休後カフェ@さいたまvol.13 2015年12月6日(日)開催報告

掲載日:2015年12月10日 イベント・セミナー, スタッフブログ, ピアサポート, レポート, 育児休業・育休後

ピアサポート(育休後)12月6日(日)、「育休後カフェ@さいたま」(第13回)をカフェ土瑠茶(さいたま市浦和区)で開催しました。
今回のテーマは、「小1の壁~小学生の子育てと仕事の両立」。
ファシリテーターの育休後コンサルタントの山口理栄さんとともに、「子育てと仕事の両立」のための悩みを希望に変えていくための課題を熱心に語り合いました。

≪育休後カフェとは≫
育休後カフェは、育休中または仕事に復帰した方(ママ,パパ)が、同じ境遇の仲間たちと話をするなかで、両立についての悩みを共有し、新たな気づきを得て、自分の中にある’答え’に自信を深めていく場を提供するものです。

≪山口理栄さんのプロフィール≫
育休後コンサルタント山口理栄さん育休後コンサルタント 山口理栄氏
総合電機メーカーにてソフトウェアの設計・開発/企画に24年間従事。2006年から2年間社内で女性活躍推進プロジェクトリーダーを務める。2010年育休後コンサルタントとして独立。女性が本来もっている能力を発揮できる社会を作ることをミッションとし、仕事と育児の両立を企業、個人の両面から支援している。
日本女性技術者フォーラム(JWEF)運営委員/NPO法人ファザーリング・ジャパン賛助会員/昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員/【著書】『さあ、育休後からはじめよう 〜働くママへの応援歌〜』(労働調査会、2013年)
『子育て社員を活かすコミュニケーション』(労働調査会)
「育休後カフェを通して、もう1,000人以上のママとお会いしているでしょう」と山口さん。今は関東圏だけでなく、全国各地で開かれている育休後カフェです。

≪アジェンダ≫
10:00 幹事あいさつ
10:05 ファシリテーター自己紹介&あいさつ
10:10 自己紹介1お名前 2 子どもの年齢 3.仕事(職種)
10:20 ファシリテーターからのお話「小1の壁、どう備える、どう乗り越える?」
10:30 グループトーク
   テーマ:子どもが小学生になったら/時間制約のある働き方について
        感想をシェア/ファシリテーターからのコメント/アンケート
12:00 アフターランチ

≪Group≫
ikukyugocafe13-20151206(1)今回のメインテーマは、「小1の壁~小学生の子育てと仕事の両立」です。
Aさんは3人目のお子様の育休中。春からは上のお子様も小学生。保育園に小学校のことも加わる子育てと家事と仕事のバランスをどう作っていけばよいのか。責任重い専門職としての職場復帰が、チームへの負担になってしまうのではないかということも心配です。

Bさんのお子様は3歳。シフト制の仕事と子育てを夫婦で上手く乗り切ってきました。しかし、職場の人員に余裕はなく、同僚の中には、シフト制の継続が難しい人もいます。労働組合の女性担当という立場から、’資生堂ショック’等、シフト制に対する他社の動きも知りながら、これからの働き方を考え、提案したいと考えています。

時短勤務を続けるCさん。職場での面接で「時短はいつまで?」と問われました。夫婦共に通勤時間も長く、子どもとも夫とも触れ合う時間も限られ、最近は’ギリギリ’の両立ライフになっている気がします。環境を変えるしかないとしたら、自分の仕事?転居?何を大切にしていけば良いのか、迷う日々です。

参加者の皆様の職種や勤務形態はさまざまです。
自己紹介に続いてのグループトーク。
ファシリテーターの山口理栄さんと共に、ひとりひとりの課題について、じっくりと話し合う深いトークが続きます。
山口さんは、さいたま市の学童保育の現状を下調べしてくださったり、先駆的な支援サービスの情報をいろいろと準備くださっていました。家族で向き合うべきことやサポートを得ながら越えていけること等、選択肢を広げて考えていくと、いろいろな道が見えてくるものですね。

長い眼で職業生活を考え見れば、子どもが小学生を迎えるまでの時間は限りがあるとも言えます。
働く時間だけに捉われず、その先のキャリアを見つめてみると、日々の「申し訳ない」は「ありがとう」という上司や同僚との信頼関係を深めていく機会なのかもしれません。
いろいろなことに興味をもちはじめたお子様とは、家事タイムも触れあうチャンス!と毎日の関わり方を工夫できるかもしれません。
’資生堂ショック’と言われる動きも、女性の多様な働き方の導入を極めた企業が、男女の対等な働き方とは何かを問いかけるもの。
夫婦のそれぞれが「子育てと仕事の両立」のために、役割をわかち持つ意識を持ち、家族だけで抱えられないことを、どんな応援を得ながら自分たちのライフスタイルを創っていくのか―を考えていく時代です。

「もう無理かも―」と立ちはだかっていた課題は変わりませんが、自分の考え方がポジティブになっていくのが「育休後カフェ」のダイナミクス。
育ちゆく子どもや夫との「パートナーシップ」。
「小1の壁」を越えていくためには、何よりも大切なことなのかもしれません。

【小1の壁、どう乗り越える?どう越えていく? 子どもを取り巻く環境の変化と子どもの変化】
小学生以上の子育てと仕事の両立_02小学生になると、子どもは通学や放課後を単独で行動し、勉強にも取り組み始めます。子ども自身が自分で考えて、行動できるように支えるのが親の立場になっていきます。当然、親が予期しない行動をするようにもなり、トラブルもあるでしょう。
でもそれは、誰にでも起こる避けては通れない「自立」への道。親の働き方とも無関係です。
子どもの意思を尊重することが大切。親が完璧に考えて用意したものでも、子どもが納得してくれないこともあります。その場合は、あきらめることも大切。
学校、学童保育、PTA、地域、そして、自分の仕事…。
子どもを取り巻く環境の変化と共に、立ちはだかる様々な「壁」も、親としてのもう一つ先の新たなステージ。
「壁」というけれど、乗り越えられない壁ではありません。乗り越えるための階段があったり、ドアがついていたりするものです。
(山口理栄さんのお話から)


≪参加者の皆様の感想から≫
女性の様々な働き方について考えることができた。他の参加者の方の働き方も知り、自分自身の現状の良さ(ありがたさ)も実感し、持っていた不満感も少し減った気がします。また、小1の壁は、子どもの成長とともに変化し、その都度、考え、対応していくことがわかり、その点を理解し、これからも育児と仕事について考えていきたいと思います。
子どもは3才なのでイメージできない部分もありましたが、山口さんの経験や他の方のお話を聴いて、何が問題なのか、それを解決するには何が必要なのか少しずつではありますが、つかむことができました。子どもが元気でいてくれること、自分が働けていることは「夫」のおかげだと実感しました。男性の意識を変えていくことは、やはり重要なんだと思いました。職場、労組で何かできるといいな…と思います。

≪アフターランチ≫
ikukyugocafe13-20151206(2)カフェ土瑠茶特性のアフガニスタンカレーや自家製キッシュプレートをいただきながらのアフターランチ。
今さまざまな組織で起きている両立の課題について、話題はつきません。

≪謝辞:カフェ土瑠茶様≫
会場をご提供いただき有難うございました。外は冷たい風が吹いていましたが、穏やかな陽ざしがあふれるあったかなお部屋で心地よくお話ができました。

≪謝辞:埼玉県男女共同参画推進センター・さいたま市の後援≫
「育休後カフェ@さいたまvol.13」は、埼玉県男女共同参画推進センターとさいたま市後援事業として承認をいただきました。案内チラシの配布等でもご協力をいただきました。埼玉県男女共同参画推進センターとさいたま市 子ども未来局子ども育成部子育て支援政策課様に心から感謝を申し上げます。

≪スタッフからのメッセージ≫
メディアで「仕事と子育ての両立」が取り上げられない日はない。そんな時代になりました。
不安を掻き立てられることばかりですが、「育休後カフェ@さいたま」では、さまざまな組織の取り組みに詳しい山口さんや参加者の皆さまのリアルな体験を通して、毎回、時代の風向きを肌で感じることができます。
今回もさまざまな職業の参加者様がご参加くださいました。乳幼児の子育てと仕事の両立ライフ。今は大変なことばかり。
でも、ママとして、職業人として、とても逞しい! これからのご活躍がいつも楽しみ!
「育休後カフェ@さいたま」は、いつも皆様の両立ライフの’とまり木’でありたいと思います。
皆様のがんばった2015年に心からの拍手を!

≪次回のご案内≫
これからの「育休後カフェ@さいたま2015」。
育休後カフェ@さいたまVol.14  3月6日(日)
職場復帰直前・わたしの<育休後>総点検
☆お申込受付中です。

≪information≫
育休後・職場復帰セミナー】育休後の働き方を考えよう!バリキャリ! ?ゆるキャリ?それとも…。
2016年1月24日(日)WithYouさいたま
→保育サポート受付を終了いたしました。
→保育無しでのご参加も残席わずかとなっております。
※育休からの職場復帰について、ゆっくりと話しあえる場として、「育休後カフェ@さいたまvol.14」も併せてご検討ください。

Pocket