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【開催報告】なかまカフェ La Vie「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」2016年11月25日(金)

掲載日:2016年12月12日 スタッフブログ, ピアサポート, レポート, 流産・死産

天使のイラスト「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
プティパは、流産や死産という思いもよらない出来事を体験された皆様に
「哀しみをひとりでかかえないで」と呼びかけ、
気持ちを言葉にする場を持ち続けています。

≪今月のなかまカフェ・La Vie≫
山茶花11月25日(金)、なかまカフェ・La Vieを一条工務店モデルルームで開催しました。

1年ぶりのKさん、9月からご参加くださっているTさんとSさんとの会でした。
3人の共通点は、死産体験。お子様は全員が男の子だったそうです。

赤ちゃんと1周期を越えられたKさん、春・夏・秋を越え4つ目の季節を迎えるSさん、そして、ひと月を越えたTさん。
次々から次に、想いが言葉に溢れ、お話は途切れることがありません。
身体に刻まれた記憶から3本の’想い’の糸が湧き出てくるような、豊かなピアの語りの会でした。 

赤ちゃんの心音は聞こえない’出産’―。
赤ちゃんとお母さんの気持ちがひとつにならなれば’出産’がはじまらないことは変わりがないのです。
陣痛の痛み、子どもとの対面。お医者様や看護師さんたちが掛けた言葉や表情に込められたさまざまな配慮について―。
同じ場面が、時の重なりと共に、さらに深い色あいになられています。 

「私の子どもだけがいない―」という現実に向き合うということ…。
産まれる子どものために用意したさまざまな道具たち、出産の日に向けてつながっていたインターネット―。
テレビや街の日常は何も変わらないのに、産まれるはずだったわが子が「今ここにいない」ことで、景色が変わってしまいます。
記憶に刻まれた音や匂いまで、五感を通して哀しみが呼び覚まされるひりつく痛み―。
ある時期は、周囲との距離を保ちながら、様々な工夫で乗り越えていかれています。 

’いのち’に向き合う体験を大切に生きたい。
死産体験を通して、皆さんの価値観は変わっていったと言われます。
その立場に立ったから、わかること、感じられることがあるのだと―。
子どもたちが伝えてくれたメッセージをわかちあいたい。
哀しみから新たな’希望’の糸が紡がれていきます。

☆★☆
今月の花のイラストは、 山茶花(さざんか)。
花言葉は、「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」。

≪スタッフからのメッセージ≫
1周期を越えることで変化する心情や風景をKさんが届けてくださいました。「いとかなプロジェクト」が繋いでくださった再縁に感謝です。

TさんとSさんは、3ヶ月にわたって、お気持ちをお聴きしています。
「哀しみ」は「哀しみ」として、そこにあり続けるのです。
でも、時を重ねるにつれて、’想い’の糸はさまざまな色あいが―。
今月、3人の方たちが織りあった布は、本当に深く、希望にあふれた美しい色合いでした。

さまざまな暮らし方の工夫をしながら、周囲の人の気持ちも受け止めながら、「いまここで」の時間を大切に、大切に生きる―。
’いのち’に向き合う人たちのしなやかな強さは、まさに母の強さなのだと思います。

安心して自分の気持ちを語り合える「ピア」の場を必要とする方がいることに続ける勇気をいただきます。 

Sさん、Tさんの想いとプティパの想いが重なった、『いとかなプロジェクト』(2016年10月ブログ)にKさんが加わってくださいました。
Sさんの義母様の創作絵本『いとしくて、かなしくて』は、赤ちゃんたちがお空でどのように生きているかを伝えてくれています。
赤ちゃんとのお別れをした人はもちろんですが、’いのち’のことを大切に思うすべての人にお伝えしたいと思います。
赤ちゃんとのお別れをした人たちの体験は、ひとりひとり違います。
その体験を安心して語り、わかちあえる時間を持ちたいものだと思います。
なかまカフェ・La Vieにつながる皆様の想いを重ねながら、『いとかなプロジェクト』を企画したいと思います。
(街のソーシャルワーカー 田村芳香)
 ☆★☆
「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
流産や死産は、思いもよらない出来事。新しいいのちの宿りや赤ちゃんとの対面への期待が膨らむ日々が一転、喪失という体験に向き合うことになるのです。
プティパは、「子どもを宿した時から、’母’としての新しい人生がはじまる」と考えています。8週、27週、そして40週であっても、ひとつのいのちの母であると・・・。
今育てているお子様がいるかいないかではなく、いのちを宿した経験を持つ女性、ご家族にも必要なご支援があると思います。

≪information≫
次回のなかまカフェ「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」
12月16日(金)13時~開催です。
初めての方はもちろんですが、幾度でもお越しいただきたいと願っております。
→詳しくはこちらをご覧ください。

なかまカフェ La Vie・流産・死産を経験した女性たちのピアサポート 総合案内はこちらです。

一条工務店モデルルーム毎回会場をご提供くださる一条工務店様のモデルルーム。
「家をつくるのではなくて、家族を創る」という考えと言われる一条工務店様。
「プティパさんの活動にも繋がりますね」ともう1年間、会場提供をしてくださいます。
「見学も大歓迎」とのことです。
お近くにお越しの時には、皆様もお立ち寄りください。

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