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【開催報告】「育休後・職場復帰セミナー~育休後の働き方を考えよう!」2017年1月29日(日)WithYouさいたま

掲載日:2017年01月31日 イベント・セミナー, スタッフブログ, レポート, 育児休業・育休後

ワーキングマザー

  1月29日(日)、「育休後・職場復帰セミナー~育休後の働き方を考えよう! バリキャリ?ゆるキャリ?それとも・・・?」を埼玉県男女共同参画推進センター(With Youさいたま)で開催しました。
    本セミナーは、埼玉県男女共同参画推進センター2016年公募型共催事業 です。

   一年のうちで最も寒いとされる大寒の終盤ですが、日中は3月のような気温の日曜日。
今年の「育休後・職場復帰セミナー」には、28人がご参加くださいました。ご夫婦での参加は7組。14人のお子様たちもご一緒です。保育サポートは9人、5人のお子様はセミナー室で一緒に過ごしました。

≪講師プロフィール≫
育休後コンサルタント山口理栄さん育休後コンサルタント 山口理栄さん
総合電機メーカーにてソフトウェアの設計・開発/企画に24年間従事。2006年から2年間社内で女性活躍推進プロジェクトリーダーを務める。2010年育休後コンサルタントとして独立。女性が本来もっている能力を発揮できる社会を作ることをミッションとし、仕事と育児の両立を企業、個人の両面から支援している。
日本女性技術者フォーラム(JWEF)運営委員/NPO法人ファザーリング・ジャパン賛助会員/昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員/【著書】『改訂版 さあ、育休後からはじめよう 〜働くママへの応援歌〜』(労働調査会、2015年)
『子育て社員を活かすコミュニケーション』(労働調査会)

≪講演・育休後職場復帰セミナー≫
育休後職場復帰セミナー20170129
    
今回のテーマは、『パパ・ママになってからのキャリア論~育休復帰後も活き活きと働くために~』です。
    スライドは、「出産前後の妻の就業変化」など、統計から見える女性の働き方からはじまりました。育児休業制度の利用は拡大していますが、出産前に就業している女性のうち第1子出産前後で継続して就業している人の割合は4割弱。これは長期的にあまり変化していません。一方、正規社員で育休取得して就業継続する人は増え続けています。
     つまり、今の日本は子育てや介護など、時間に制約のある社員の働く環境が整っていない状況なのです。
   企業や社会がこの状況に積極的に手立てを講じなければ、意図せずマミートラックを選ばざるを得ない状況や周囲の社員へのしわ寄せが職場の不満をうむことになってしまいます。
    両立をとりまく環境は、企業の先進的な取り組みや社会通念の両面からも大きく変わりつつあります。
   このような動向を踏まえて、自分の中にある思い込みや価値観を見直しながら、自分たちはどうしたいか、どうするかを考え、実践していくことが大切!
では、どうすれば―。
山口さんは、さまざまな考え方や実践のヒントを伝えてくださいました。
    主なテーマは、以下の通りです。
両立に関する現状分析と今後
育休後の仕事
育休後の育児・家事と夫婦のパートナーシップ
キャリアの考え方

 これからの働き方改革では、短時間で成果を出すことが求められます。
 子どもの相手をする子育てという体験は、毎日が自己コントロールの筋トレとも言えるものです。着実にマネジメント力や精神力が蓄積されているはずです。子育て期をマイナスととらえず、育休後のキャリアは、自分の成長を含めてのキャリアと考え、「人生100年時代」を生きていく―。
 管理職もチャンスが来たら、チャレンジすればよいのです。
 ただしあせる必要はありません。どこからでもアクセルは踏めます。例えば、2人の子どもの子育てに10年をかけるとして、ここからアクセル!と思ったら、年齢から10を引く気持ちで、甘えを捨て、自分の力で人生を切り開いていきましょう。
 さあ、育休後からはじめていきましょう!

 講義の後は、ワークシートを使いながら、両立についての自分の考え方を整理した後、ペアワークでインタビューをして話し合いをしました。育休後職場復帰セミナー20170129-2

≪参加者の皆様の感想から≫
共感できる意見がいくつもあった。「うんうん」とうなずいて聞くことばかりだった。
育休取得前と現在では、復帰後のイメージが変わっていて不安が山積みになっていたが、解消されました。
以前働いていた職場では、女性は子育てや結婚でライフスタイルが変わるので、男の社員をとりたいと平気で言っていました。そんな管理職の方にこのお話を聞いてもらいたいです。育休はキャリアの阻害要因にはならない。育児は自己コントロールを磨くいいチャンスという言葉に勇気が湧いてきました。ありがとうございました。
「深層心理に自分がやらなくては…という考えありませんか」という言葉に気付きを与えていただきました。私は親に当初働きながら子育てをすると、子どもが不良になると脅されたので、その怖さもいまだに引きずりつつ、両立を続けているので、親からのことばを上手にかわす方法も知りたいです。
仕事復帰に対するモチベーションが高まりました。自分の意識が知らず知らずのあいだに固定観念が染みついていることにも気づかされました。夫にもぜひ聞いて欲しい内容でした。もっとこのテーマでお話を聞きたいです。
キャリアは成長ということ、考え方を変えることができた。聞きたい内容が詰まっていて、とっても勉強になりました。
考え方が大きく変わった気がします。他のママの方々と情報交換できたのもよかったです。
復帰前に準備、イメージすることは大切だなと思いました。(保育園の連絡先)tel先を主人にしておくことのメリットがよくわかりました!是非参考にさせていただきます。
子ども同伴だったので集中できない時間も多かったが、内容はとてもよかった。家でもう一度シートに夫婦で取り組みたい。
山口さんの話を聴けて本当に良かった。来た甲斐があった。キャリアのいかだ下りと山登りの話を聴いて、不安な気持ちが少し消えた。
今後職場復帰するにあたり、たくさんのヒントをいただきました。両立することは大変ですが、まずは夫や会社の上司など、周りの人と相談し、視方につけることで乗り越えていきたいと思いました。本日は、大変ためになるお話を聴くことができ、ありがとうございました。
2年前に志木で受講したことがあったのですが、一度復帰と保育園生活を経験した今、また聞いてみたいと思って来ました。予想通り、内容より自分に落とし込むことができましたし、経験してから聞いたからこそわかる話もあり、来てよかったと思いました。
職場復帰後の生活スタイルについて、漠然としていたものが、なんとなくしめーじイメージすることができました。大変、大変参考になるお話が聞け、夫婦で相談しようと思いました。
復帰して自分が頑張らないといけない!と気負いすぎて、相手(パートナー)に相談することなく、自分で自分を追い込んでしまっていたところがありました。周りのサポートを受けながら、みんなで子育てをして、仕事を頑張りたいと思いました。
自分のキャリア(医療職)とは異なる講師のキャリアが興味深かったです。
夫婦で参加できたことがよかった。複数のこのような機会があるとよいと思う。
ありがとうございました。赤ちゃんがたくさんいて楽しいひとときでした。明るい気持ちになりました!パパも仕事と育児の両立をするという覚悟を決める。、ママも甘えを捨てる、というメッセージに力強さを感じました。
時間が足りないぐらいのあっという間でした。復帰後、仕事を減らし、育児、生活をしていかなくてはいけないと思っていました。細々と仕事になっていくのかと思いだしていましたが、ターニングポイントがあるのかなと仕事をしたいと思いました。

夫としての働き方をもう一度考え直さないといけないと感じた。
職場復帰についての考え方を知れて参考になった。

≪保育サポート≫
埼玉県男女共同参画推進センター様[保育サポート]
6ヶ月~11ヶ月のお子様が8名と2歳3ヶ月のお子様全9名の保育サポートを有難うございました。

≪謝辞≫
埼玉県男女共同参画推進センター様[共催]

2016年公募型共催事業として採択戴き有難うございます。会場提供、保育サポート、広報、開催当日等、幅広いご支援をいただきました。担当の坂井利恵様 下野裕子様、いつも有難うございます。心より感謝を申し上げます。
さいたま市様[後援]
後援承認をいただきました。市内広報にも御尽力いただきました。さいたま市子育て支援政策課課長・担当者様に心から感謝を申し上げます。
コープみらい様
「さいたまインフォメーション」11月28日号での広報掲載有難うございました。
ちいき新聞社
1月13日付のせんげん台、春日部東版、春日部中央版、岩槻版で育休後・職場復帰セミナー(1月29日)の案内を掲載してくださいました。

≪スタッフからのメッセージ≫
お申込みをいただくとき、育休後の「気になること」をお聞きしています。
漠然とした不安、続けられるのか、辞めた方が迷惑をかけなくて済む…、まさに不安のループからの声が寄せられます。これらの不安があるからセミナーに参加してくださったのだと思います。
セミナーの間の真剣な表情、ワークタイムのにこやかな笑顔、そして、アンケートに溢れる未来に向かう言葉メッセージ―開催してよかったと心から想う瞬間です。

<復帰後の生活>
○両立するイメージができず、子育ても仕事も両方中途半端になってしまうのではないかという漠然とした不安。
○帰宅後〜翌朝までの過ごし方
○自分の体力、気力が持つかが心配
○モチベーションを保つ方法を模索
○子どもたちの生活リズムを壊さず時間を効率的に使う工夫。
○子供とふれあう時間が(平日)取れないこと
<パートナーシップ>
○復職後の夫婦での家事育児の分担。
○理解ある夫だが、仕事が忙しく、結局家事の大部分を担わざるを得ない。
<サポート>
○祖父祖母への負担。
<働き方>
○復帰に向けてどのような準備や各方面との話し合いが必要なのか。
○育休復帰後、時短勤務が終了した時の働き方。
○職場で残業を恒常的に求められる場合の子育てとの両立。
○子育てをしながら、フルタイムで外勤の仕事を続けられるか。
<キヤリア>
○キャリアを諦めずにいられるか。
○役職を外れても近くの職場に異動するべきか?
○子どもがいる中での転職はやはり難しいかもしれないと思い悩む。
○フルタイムで働くことで子どもに寂しい思いをさせてしまうのではないかと思うと、復帰をやめようかとも考えてしまう。

埼玉県男女共同参画推進センター公募型共催事業としての「育休後職場復帰セミナー」は3期目となりました。ご夫婦での参加は、7組。パパ参加率 25%もとても嬉しいです。セミナーの間、お子様を抱っこしたり、あやしたり―授乳以外のことは大活躍の姿に「パートナーの意識変化」を実感できました。

≪information≫
育休後カフェ@さいたまVOL.18」は、3月5日(日)に開催します。
「育休後へのキックオフ~育児休業からの職場復帰直前チェック」がテーマです。
育休後カフェは、育休中または仕事に復帰した方(ママ,パパ)が、同じ境遇の仲間たちと話をするなかで、両立についての悩みを共有し、新たな気づきを得て、自分の中にある’答え’に自信を深めていく場を提供するものです。

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