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【開催報告】なかまカフェ「ルポゼ」~こころがブルーなママたちのピアサポート2017年3月17日(金)

掲載日:2017年03月23日 こころがブルーなママたち, スタッフブログ, ピアサポート, レポート

ピアサポート(産後うつ)なかまカフェ・ルポゼ」は、「ブルーな気分を抱えながら、子育てしているママたち」を応援するプログラムです。
毎月開催を呼びかけ、ゆるやかに続けています。
会場に来られる方がひとりでもいれば開催しています。
また、参加者様とは、その後も必要に応じて交流を続けています。
なかまカフェ「ルポゼ」という居場所―つながりの場―があることで、自分らしく暮らしていけますように!


【今月の主な話題】
病気は一人の人間の要素のひとつ
3月17日(金)は、Fさん、Iさんが少し遠くの街からご参加くださいました。
お二人は子育て真っ最中のママです。精神疾患があり通院もしています。
病気のタイプは違いますが、体調の波があったりしながらも、子育てや家事・仕事を頑張っています。

体調の波をコントロールしながら生活する「苦労」は、外からは気付かれにくいものです。
人からは穏やかに見える人柄や暮らしは、「苦労」を越えてきたさまざまな工夫や努力の上に成り立っています。
でも、「ママに精神疾患があることで、子どもの人生にネガティブな影響がありませんように―」という漠然とした不安が拭えません。

「ふだんは頑張れるけれど、体調が悪い時のサポートの必要をわかってもらうには?」
「ママ同士の会話に入っていけない。変と思われないか心配―」
「精神疾患があることで子どもの発達や成長に影響してしまわないか不安―」
「精神疾患があることを周囲の人に知られてはならないと緊張したり、相談する場を選んでしまう」
「病気のことを隠さず安心して話せる場やママ友がまだない」というIさん。
「数人でも同じ境遇のママ友とつながることができた」というFさん。
子育てママ

限られた時間でしたが、子育てをしている精神疾患のあるママたちの共通の課題が、たくさん共有されていきました。
○病気のタイプを知り、しっかり体調管理ができていること。お医者様との信頼関係もばっちりです。
○さまざまな社会体験を重ねて来られたこと。社会生活力をしっかりお持ちです。
○結婚、妊娠、出産、子育て―というライフイベントをパートナーとともに歩まれていること。
○泣くことで意志を伝える赤ちゃんを育てるという難易度高い乳児期の子育てを卒業。幼児期という新たなステージの子育てチャレンジ中!
お二人の生きてくチカラがたくさん伝わりました!
よく頑張って来られましたね!
子育ての第2ステージを迎えられたのだと思います。
ママにもお子様にも、そしてパパにとっても、暮らしやすい環境のために知恵を出し合っていきましょう。
★★★
「オープンか、クローズか」。
例えば、精神疾患のある方が、福祉的支援を受けて一般就労をされる時など、このテーマで悩まれる方も少なくありません。
周囲の人に精神疾患があることを伝えて働くか、知らせずに働くか―。

しかし、大切なことは、その人が与えられた責任を果たすために必要な環境をどう創っていくか、どのように相互理解を深めていくかということでしょう。
福祉的支援を利用し、複数の応援団がいる人にとっても悩む課題とされているのですから、ひとりの生活者として街で暮らす子育てママのご不安は、いかばかりか―。

私からは、以前、アメリカの当事者の方から伺ったお話をお伝えさせていただきました。
それは、「病気は一人の人間の要素のひとつ」ということ。
「診断名で人を扱うのではなくて、一人の人間として扱うという考えが一番重要。ひとりの人間という事を考えれば、病気の部分もありますが、それ以外にいろいろな要素がある」。

でも、私たちは、「○○」というラベルを貼って、その人をみるという傾向があるかもしれません。そこが、やっかい。
私たちには、知らず知らず思い込みに縛られていることが多いものです。
なかまカフェ「ルポゼ」では、ラベルをはがして、「自分を理解する」「他者にわかるように伝える」ことができるように、共に学びあっていきたいと思います。
「○病の○○さん」ではなくて、「○ちゃんのママ」でもあり、「ひとりの女性としての○さん」として―。

≪スタッフからのメッセージ≫
気持ちやからだのどこかに不調があることは、「生きづらさ」のきっかけになりがちです。
「普通のこと」ができない辛さ、「普通のこと」を我慢する苛立ち等を抱えることで、「私はダメ」という気持ちで覆い尽くされていく―。
こんなマイナスのグルグルから抜け出していきましょう。

「なかまカフェ・ルポゼ」は、「ブルーな気分を抱えて子育てをしているママ」が<仲間>とともに、安心して自分のこと、子育ての心配事を語りあえる場でありたいと思います。
今月は、ふたりの<なかま>が出会える「ルポゼ」になりました。
新たなつながりをいただけましたことに、心より感謝いたします。
[プティパ ソーシャルワーカー 田村芳香]

≪Information≫

 ●4月15日(土) 10時~12時
にいざほっとプラザ 
※4月より土曜日午前開催です。開催案内はこちらです。

一条工務店モデルルーム

 ●毎回会場をご提供くださる一条工務店様のモデルルーム。
「家をつくるのではなくて、家族を創る」という考えと言われる一条工務店様。
「プティパさんの活動にも繋がりますね」ともう4年間、会場提供をしてくださいます。
「見学も大歓迎」とのことです。
お近くにお越しの時には、皆様もお立ち寄りください。

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