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【開催報告】なかまカフェ La Vie「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」2017年3月24日(金)

掲載日:2017年04月06日 スタッフブログ, ピアサポート・ピアカウンセリング, レポート, 流産・死産

天使のイラストまさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
プティパは、流産や死産という思いもよらない出来事を体験された皆様に
「哀しみをひとりでかかえないで」と呼びかけ、
気持ちを言葉にする場を持ち続けています。

≪今月のなかまカフェ・La Vie≫
3月24日(金)、なかまカフェ・La Vieを一条工務店モデルルームで開催しました。
Wさんとようやくお会い出来ました。
Wさんは、昨年末になかまカフェ La Vieに関心を寄せてくださったのですが、すぐにお会いすることは叶いませんでした。
再び、Wさんがいろいろな調整をしてご参加くださったことは、本当に嬉しいことでした。
★★★
pixta_14396360_SWさんは、3人の「いのち」のママです。
2番目のお子様とのお別れを体験されたのは3年前のことでした。
安定期に入った20週目の健診日。ドクターから「外界での生存率はゼロ」であることを告げられました。
「無脳症」との宣告―。インターネットに向かい、同じ体験をされた方の体験談を探し、読み続けました。
そのあいだもお子様からの胎動がWさんにしっかりと届きます。
「泣くたびにお腹を蹴る赤ちゃんに失礼だ」、「いのちを全うしてほしい」とWさんは心に決めます。
41週を越えての覚悟のお産でした。
★★★
Wさんとお子様との41週は、本当に深い時間でした。
医療機関、パートナーやご家族、周囲の方たちは、Wさんとお子様の「いのち」の重みを尊重され、真摯な態度で接してくれました。
Wさんは限られた選択肢ながらも、自分で納得の選択が出来た環境であったことは、とても大切なことであったと感じます。
担当医様は、以前同じ症状の赤ちゃんの出産を体験されていたそうです。また、お子様の出産は医学的にも貴重な機会とされ、複数の医療関係者が見守る中でのご出産となりました。
多くの方が「生きる」を見守ってくださり、医学的にも多大な貢献をされた「いのち」。
「長さでは人の人生を語ることはできません。その人と出会ったことで周りの人が幸せになり、学ぶことで命は繋がっていくのです」。
お子様の法要で聞いたという言葉は、Wさんの手灯りとなられたようです。
「娘がもたらしてくれたこの出会いと学びを大切にすることで私たち家族の中で娘が生き続けてくれるような気がします。
そして娘が私たち家族を選んで来てくれた意味を考えて行こうと思います」とWさんは言われます。
★★★
Wさんは、その後3人目のいのちを授かりました。小さく生まれたお子様も2歳半を迎えました。
結婚から6年余り―。3度の出産は、それぞれにいのちと向き合う、精神的変化にとんだ体験だったと振り返るWさんです。
その体験を同じ体験に向き合う人に役立てて欲しいと心から願っておられます。

今月の花はハクモクレン。
花言葉は、love of nature(自然への愛)、nobility(崇高)。

≪スタッフからのメッセージ≫
『AERA』では、「収集連載 みんなの知らない出産 赤ちゃんの死 産声が聞こえない 悲しい出産」(2017 Vol.30 No.8~10)が3週にわたり掲載されました。「医療者や同じ経験をした仲間のグリーフケアがそっと背中を押し、前を向いて歩きだすこともできる」というメッセージとともに、いろいろな方の体験や仲間の活動を発信していました。
当事者の体験とその意味が、多くの方に共感をもって伝わっていきますように―。

プティパもまた、流産や死産という思いもよらない出来事を体験された皆様に「哀しみをひとりでかかえないで」と呼びかけ、気持ちを言葉にする場―なかまカフェLa Vie―を続けていきたいと思います。ゆるやかなつながりです。必要な時は、いつでもつながってください。
ソーシャルワーカー(精神保健福祉士・社会福祉士) 田村芳香

 ☆★☆
「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
流産や死産は、思いもよらない出来事。新しいいのちの宿りや赤ちゃんとの対面への期待が膨らむ日々が一転、喪失という体験に向き合うことになるのです。
プティパは、「子どもを宿した時から、’母’としての新しい人生がはじまる」と考えています。8週、27週、そして40週であっても、ひとつのいのちの母であると・・・。
今育てているお子様がいるかいないかではなく、いのちを宿した経験を持つ女性、ご家族にも必要なご支援があると思います。

≪information≫
次回のなかまカフェ「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」4月22日(土)  10時~開催です。
これから土曜日開催、会場は志木駅すぐのふれあいプラザ志木とになります。

初めての方はもちろんですが、幾度でもお越しいただきたいと願っております。
なかまカフェ La Vie・流産・死産を経験した女性たちのピアサポート 総合案内はこちらです。

一条工務店モデルルーム毎回会場をご提供くださる一条工務店様のモデルルーム。
「家をつくるのではなくて、家族を創る」という考えと言われる一条工務店様。
「プティパさんの活動にも繋がりますね」ともう何年間も会場提供をしてくださいます。
「見学も大歓迎」とのことです。
お近くにお越しの時には、皆様もお立ち寄りください。

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