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【開催報告】なかまカフェ「ルポゼ」~こころがブルーなママたちのピアサポート2017年8月5日(土)

掲載日:2017年08月17日 こころがブルーなママたち, スタッフブログ, ピアサポート, レポート

ピアサポート(産後うつ)なかまカフェ・ルポゼ」は、「ブルーな気分を抱えながら、子育てしているママたち」を応援するプログラムです。
毎月開催を呼びかけ、ゆるやかに続けています。
会場に来られる方がひとりでもいれば開催しています。
また、参加者様とは、その後も必要に応じて交流を続けています。
なかまカフェ「ルポゼ」という居場所―つながりの場―があることで、自分らしく暮らしていけますように!


【今月の主な話題】

’家族’になるということ
8月5日(土)は、DさんとKさんがお越しくださいました。

Dさんは1年ぶり。お子様もお話が随分上手になりました。
さて、今月は、家族を巡る話題あれこれ―。
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ダブルケア―子育てで手一杯の時に、親の病気や介護の問題が起きた時、あなただったらどうします?
それが、夫の親であったなら―。
期待や希望に応えたいとは思うけれど、そうするのがあたり前というパートナーの言葉や態度に疑問符がわいてしまいます。
妻として、嫁として、どこまでやらなければならないの?  
ほぼワンオペ子育ての現実をパートナーはどう思っているの?
そして、親の本当の気持ちはどこにあるの?
Kさんを悩ませるのは、そんなダブルケアに直面した時のパートナーとの温度差です。
こんな家族関係の話題は、誰にでも話せるものでもありません。
過去へ、未来へ、考えはグルグルグルと彷徨い続けてしまいます。
このマインド・ワンダリング(註1)から抜け出すにはどうすれば?

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子どもと楽しく遊ぶのが良い父親の条件であれば、パートナーは子どもにとっては良いパパかもしれません。
しっかり働いてくれるのが、良い夫の条件であれば、パートナーは働き者の夫かもしれません。
しかし、父親になっても、自分の生活スタイルは何も変わらないパートナー。
こころもからだも疲労困憊している妻のこと、気付いている?
何も期待もせず、自分が我慢をして、日々が穏便に過ぎればその方が楽なのかもしれないけれど―。
「いいとこ取り育児」のパパが、この先、自己主張をはじめる子どもの気持ちを受け止める父親になれるの?

家族(1)家族(2)





★★★
‘こころがブルー’の背景に、家族という「環境」がずっしりと覆いかぶさっていることがあります。
悩みは、人と人の「関係」のなかで起こっているので、他人には見えにくいものです。
家庭内のことは、誰にでも話せるということでもありません。それもまたしんどい。

日頃抱えている気持ちを言葉にすることで、自分の環境や関係が見えてくることがあります。
なかまカフェ・ルポゼは、プライバシーを大切にしながら、安心して自分の気持ちを話していただける場ありたいと思います。

≪参加者の皆様の感想≫
多くのことがあって、誰かに話したかったのですが、友達にも親にも話せず・・・。
今日は頭が整理できました。有難うございました。
普段話せないこと、気持ちを話せてよい気分転換になりました。
また参加したいと思います。

≪スタッフからのメッセージ≫
女性は子どもを宿した時から’母’としての新しい人生がはじまります。
では、男性が’父’になるのは、いつなのでしょう?
子どもが誕生すれば、自然に父親になれるのかというと、男性には父親になるプログラムがありません。
『新しいパパの教科書』(註2)に拠れば、男女の温度差には「育児はママの役目であり、オレの仕事ではない」という意識が隠れているのだとか―。
「パパが何より重視すべきはママのケア」という価値観は、まだ社会の常識とは言えないところが、苦しいところですね。
他方で、いくつになっても男性にとって’母’は、唯一無二の存在です。その母が病気や介護が必要になったら―。
優先順位の一番は、親の介護になるのも自然なことかもしれません。
―など、相手の立場になってみれば、気付けることもあるかもしれません。

いろいろな出来事をくぐりながら、家族は家族になっていくのかもしれません。
パートナーとの「対話」で、コミュニケーションを深めていけますように―。
(一般社団法人 プティパ ソーシャルワーカー 田村芳香)

註1:マインドワンダリング
マインドワンダリングとは、心の迷走と言われ、過去の記憶を思い出したり、未来を想像したりして、今の状態とは違うことを考えている状態を言う。
一日の47%がマインドワンダリングに費やされているというデータもある。

(註2):『新しいパパの教科書』 NPO法人ファザーリングジャパン 学研

≪Information≫
 ●9月9日(土) 10時~12時
ふれあいプラザ志木 会議室
※開催案内はこちらです。

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