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【開催報告】育休後カフェ®@さいたまvol.20~2017年10月15日(日)

掲載日:2017年10月27日 イベント・セミナー, スタッフブログ, レポート, 育児休業・育休後

ピアサポート(育休後)

10月15日(日)、「育休後カフェ®@さいたま」(第20回)をカフェ土瑠茶(さいたま市浦和区)で開催しました。

≪育休後カフェ®とは≫
育休後カフェ®は、育休中または仕事に復帰した方(ママ,パパ)が、同じ境遇の仲間たちと話をするなかで、両立についての悩みを共有し、新たな気づきを得て、自分の中にある‘答え’に自信を深めていく場を提供するものです。

育休後カフェ®は、育休後コンサルタント山口理栄さんが提案し、2011年5月のオープン以来、2016年までに全国各地225ヶ所で開催されました。
育休後カフェ®@さいたまは、2012年1月、今回のゲストスピーカーであるモコさんの呼びかけで第1回がスタートしました。
その後、毎年数回定期開催を続け、今回は20回目になりました。
「子育ても仕事も大切にしたい」と願うママやパパ同士、両立についての悩みや関心あるテーマについて話しあいましょう!

≪ファシリテータープロフィール≫
育休後コンサルタント山口理栄さん育休後コンサルタント 山口理栄さん
総合電機メーカーにてソフトウェアの設計・開発/企画に24年間従事。2006年から2年間社内で女性活躍推進プロジェクトリーダーを務める。2010年育休後コンサルタントとして独立。女性が本来もっている能力を発揮できる社会を作ることをミッションとし、仕事と育児の両立を企業、個人の両面から支援している。
日本女性技術者フォーラム(JWEF)運営委員/NPO法人ファザーリング・ジャパン賛助会員/昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員/【著書】『改訂版 さあ、育休後からはじめよう 〜働くママへの応援歌〜』(労働調査会、2015年)
『子育て社員を活かすコミュニケーション』(労働調査会)

≪育休後カフェ®@さいたま2017≫
「育休後カフェ®@さいたま2017」は、ゲストトーク!
第1部は、ゲストトークで「育休後」のリアルをシェア。
第2部は、参加者の皆様の悩みや関心あるテーマでグループトーク。
アフターランチでは、cafe土瑠茶のランチをいただきながらフリートーク。

≪ゲストトーク≫
今回のゲストは、モコさんです。
モコさんは、新卒社員であっても企画が採用されるという進取の気質に溢れたベンチャー企業の女性の既婚&ママ社員第1号。
11年間の怒涛の仕事と子育ての両立ライフをお話くださいました。
育休後カフェ@さいたま-20-20171015

妊娠・出産・育休、そして職場復帰はどのようだったのでしょう。
・第一子妊娠中でも22時以降も勤務。
・定時は、10時~19時会社で、時短社員という扱いはなく、当時の上司に対して遠慮がある。
・第二子は、切迫早産で早期休職。
・専業主婦の妻を持つ上司や同僚は、子育ての事情はわからない。
国が定めた最低ラインの時短制度しかない。「時短社員は半人前」の扱いでもやもや。

どのように乗り越えられたのでしょう。
・会社に時短の延長を申し入れる。

お仕事はどのように取り組まれたのでしょう。
・2年前に事業部から管理部に配置転換。
・最近では、3泊4日の他県への出張をした。

子育てで大変だったことはどのようなことですか?
・第一子の子育て時代は、何でも一人でこなし、第二子出産前後はパンク状態になる。
実家や周囲の人の応援をもらいながらやるようになる。
・保育園時代は、希望の保育園に入園することができた。
・第一子が小学校入学後の学童保育。子どものために―と選んだ民間学童保育は子どもに合わず、学童を変更。
・3年生になり学童保育を落選。

モコさんが仕事、子育てで大切にしていることはどんなことですか。
ビジネスでは―。
ベンチャー企業なので、ノーコネクション。同じ業務の繰り返し、ではない。
・ダメ元でも聞いてみる。
・ベストな策がNGでも、次善策を常に探る。
プライベートでは―。
・子どもの友達の名前・顔を知る。保護者と連絡をとる。
・睡眠時間を削らない。
ビジネスもプライベートのどちらも健康的なアサーティブなコミュニケーションがすべて。

モコさんがさまざまなピンチを越えていくことができたのはどうしてでしょう?
・これまでに4回位、育休後カフェ®のような場に参加したり、コンサルを受けたりした。
・すると、「自分はすごく仕事が好きなんだな…」と気付かされる。「ああしたい、こうしたい」を思い出す。
・「自分がどうしたいのか」「どうしたらできるのか」を”二瞬”くらい立ち止まってみることは大事だと思う。

職場にロールモデルがいないモコさんが支えにしてきたものは何ですか?
・影響を受けた本
『ビジネス・ゲーム~誰も教えてくれなかった女性の働き方』 ベティ・L.ハラガン 光文社 知恵の森文庫
『女性(あなた)の知らない7つのルール~男たちのビジネス社会で賢く生きる法』エイドリアン・メンデル ダイヤモンド社
・世界のスーパー・ウーマンのロールモデル
ママになるとみんな葛藤するのだということがわかっただけでもありがたい。
会社組織に先輩がいない分、社会的に活躍している先輩を見て、頑張ろうと思う。

第2部では、モコさんへのもっと聞きたい質問やグループトークを通して、参加者の皆さんが抱えているそれぞれの仕事と子育ての両立の課題を共有しました。
育休後カフェ@さいたま-20-20171015-2

【モコさんの感想】
第1子を10ヶ月で保育園に預け、「(当時は育休中給与の2割しか給付がなく、復帰後半年勤続すると、残額をまとめて雇用保険からボーナスとして給付がある時代だったので)半年続けばいいかな~」と思いながら復帰して早9年。
若いことも手伝って、2人目を産んで復帰直前に、あまりにも自分に進歩が感じられていなかったこと、仕事をこのまま続けたいけど、「いつまでも補佐的な仕事でいいのだろうか」「かと言って、時間を無視してバリバリ働くのも想像がつかない」など、とにかく悩んでいた時期がありました。
そういう時、「どうすればいいか、近くに来てもらって皆で聞いてしまえばいいんだ!」とひらめき、第1回目さいたまの会を主催し、山口さんにさいたまへお越し頂いたのが昨日のように思い出されます。そして、約5年が経ち、私もすっかり背中を見せる立場になったのか(笑)、と感慨深いものがあります。
今回も皆さんとお話する機会が持て、“「私」が主語となる感覚”を取り戻す、良い会になったのではないかと、とてもうれしく感じています。
時を経る毎に母として、妻として等など役割がどんどん増え、「これでいいのだろうか」「子供に可哀想な思いをさせていないだろうか」「夫(や家族は)どう思うだろうか」「会社には迷惑を掛けていないだろうか」と足がすくむときもあると思います。でも、大丈夫です。自分でリミットを設定せず、どんどん聞いてみて、叶えていきましょう。
私も今回改めて皆さんとお話の場を持てて、自分で自分を解き放って行こう、と決意を新た出来ました。
ありがとうございました。

≪参加者の皆様の感想から≫
今日参加して、先輩ママの話を聞き、モヤモヤが少し晴れました。私自身、モヤモヤばかりせずに、まずは次に進めるための行動をとろうと思いました。どうもありがとうございました。
”働くママ”というくくりでも、集まったそれぞれがそれぞれの状況、悩み、工夫をしている話がきけて、何というか、「それぞれがそれぞれで良いんだな」と思った。ゲストトークのモコさんの頑張りに、勇気をもらいつつ、でも「そんなに頑張らないで―!!」みたいな気持ちになった。2時間が本当に足りないですね。夫と交渉してランチも参加できる形にしてよかったです。
日々、仕事や子育てについて、いったん立ち止まって話たり、感じたりする事がないので、いろんな事を考えさせられました。特に、仕事では、ダメもとで言ったりすることなく、消極的で口にしない事が多いので、積極的になりたいと思いました。子育て、日々の家事で疲れていたので、良い息抜きをさせてもらいました。ありがとうございました。
育休中で4月の復帰に向けて不安と恐怖がありましたが、具体的にどのような問題に直面して、どういった方法で解決していくのかお話が聞けて勉強になりました。仕事のモチベーションが下がってきていましたが、頑張って働きたいと思えました!
時短勤務でもやもやしていたものが、どうしたらいいか方向性が見えて有意義だった。
普段はなかなか仕事と育児の思っていることについて話す場がないので、参加できて良かったです。

≪アフターランチ≫
育休後カフェ@さいたま-20-20171015-3カフェ土瑠茶のアフガニスタンカレーやキッシュプレートをいただきながら、アフターランチで情報交換をしました。
≪謝辞:カフェ土瑠茶様≫
午後からは、カフェ土瑠茶様のイベントもある日曜日でしたが、「育休後カフェ@さいたま」開催にご協力いただき、本当に有難うございました!



≪謝辞:埼玉県男女共同参画推進センター・さいたま市の後援≫
「育休後カフェ@さいたまvol.20」は、埼玉県男女共同参画推進センターとさいたま市後援事業として承認をいただきました。案内チラシの配布等でもご協力をいただきました。埼玉県男女共同参画推進センターとさいたま市 子ども未来局子ども育成部子育て支援政策課様に心から感謝を申し上げます。

≪スタッフからのメッセージ≫
「育休後カフェ®@さいたま」は、モコさんの呼びかけで第一回が開催されました。ゲストトークで、モコさんは、「開催前後のことは記憶にないくらい、怒涛の毎日を過ごしていました」と話されていました。「仕事は続けたいがどうすれば―」と迷う時、モコさんは育休後コンサルタント山口理栄さんにコンタクトを取られたのですね。「その行動力はどこから?」ずっとお聴きしたかったモコさんの経験をようやくお聴きすることができました。

「育休後カフェ®@さいたま」は、今回で丸5年20回目。その節目の回にモコさんの経験をお聴き出来たことは、本当に嬉しいことでした。その灯を受け継ぎ、「育休後カフェ®@さいたま」が、皆様の”港”のように続いていきますように・・・。

モコさんが「妊娠中でも22時以降も勤務」という激務を続けていたというお話。子育てをしながら働くという生活イメージが共有できない上司や同僚の人たちと共に働くという違和。それは、世代は違っていますが、私自身の経験と重なりました。「辞めるか、続けるか」と揺れ続けたこともあるという気持ちはビンビンと伝わりました。
そこで「”二瞬”くらい立ち止まってみること」を大切にされたことは、モコさんの「ストレングス(強み)」だと敬服しました。
同じ会社にロールモデルはいないかもしれないけれど、視野を少し広げてみると、仲間やさまざまなロールモデルとなる人に出会えるかもしれない…。この時代の「ストレングス(強み)」はどんどん活用してみるべきですね。
「何を大切にして生きていくか」という価値観を確認することはとても意味があることです。なぜなら、子育てをしながら、子どもも育ち、親自身も人間として成長していくものですから…。
(一般社団法人 プティパ ソーシャルワーカー 田村芳香)

information≫
育休後カフェ@さいたま2017 ゲストトークは続きます。
育休後カフェ@さいたま vol.21 ゲストトーク  はるみぃさん (11月19日)
育休後カフェ@さいたま vol.22  (3月4日)
「育休後」へのキックオフ
~育児休業からの職場復帰直前チェック
育休後職場復帰セミナー 2月4日に開催します。

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