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なかまカフェ La Vie「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」2013年12月20日開催報告

掲載日:2013年12月21日 スタッフブログ, ピアサポート, レポート, 流産・死産

流産・死産を経験した家族のピアサポートなかまカフェ・流産・死産を経験した女性たちのピアサポート
「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
プティパは、流産や死産という思いもよらない出来事を体験された皆様に「哀しみをひとりでかかえないで」と呼びかけ、気持ちを言葉にする場を持ち続けています。

≪今月のなかまカフェ≫
12月20日(金)、2ヶ月前、17週で死産を体験されたばかりのDさんのお話をお聴きしました。
3歳のお子様のごきょうだいができると待望の赤ちゃんのご成長を楽しみにされていたDさんでしたが、定期診察日に告げられた「心音が聞こえない」という言葉。2日後には、お腹の赤ちゃんとのお別れをしました。
周囲には流産・死産の体験をされた方があまりいなかったDさんは、ネットで「なかまカフェ」を見つけてくださって、お子様とともにお越しくださいました。
元気盛りの3歳のお子様の子育ての日々。いずれまたごきょうだいをと、心はこれからに向かっているつもりです。
でも、いのちを宿した母だけが知っている赤ちゃんとともに過ごした時間、突然のお別れ・・・そこで感じた様々な想いを独り抱えていかなくてはならないのが、「流産・死産の体験」です。
周囲の人たちが、どんなに優しい、穏やかな言葉がけ、心配りをしてくれても、その世界とはガラス越しにもう一つ別の世界にいるような気持ちに包まれている気がしてしまうのも、体験した多くの方々が感じることだと思います。
お近くには出産予定日の近いママ友だちもいます。「元気な赤ちゃんを」と声掛けあったその方と、街で出会った時、どんな言葉をかければよいのだろう、自分の言葉でその方の不安を募られることはないだろうか・・・不安で眠れない夜を過ごすこともあるのです。
同じ経験をされた方は、同じような状況で「あなたならどんな言葉をかけますか? どうやって、この経験を越えていかれましたか?」ネットだけではなくて、直に話を聞いてみたいと願っているDさんでした。

≪参加者様の感想-アンケートから≫
今回は、お話をする機会を与えてもらい、心安らぐ時間となりました。人と話すと、自分が何を考えていたのか、何につまづいていているのか、ささやかな気付き等が生まれます。そんな時間が今後ももてたら…いいなと思います。
写真は、baby-tears 天気の涙 世界一小さな花を咲かせます。
花言葉は、変わらぬ愛





≪スタッフからのメッセージ≫
「なかまカフェ・流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」は16回目。10月、11月は、助成金申請のための準備会として開催しましたので、体験のわかちあいは2ヶ月ぶりとなりました。
今月は、Dさんをお迎えするためにグループの皆様にも声をかけさせていただきました。
「2ヶ月前に死産された方がいらっしゃんるですね。その方が今どんな思いで毎日を過ごしてらっしゃるかと思うと胸のつまる思いです。参加してお話しを聞き、私の体験をお話しすることで少しでもお役にたてればよかったのですが、その日はどうしても外せない用事がありまして、参加することができません。でも、お役に立てる事があれば何でも・・・」心強いメッセージをいただきました。
いのちを宿した母たちの想いは共通です。
哀しみを越えて、グループの方お二人が、10月と11月に赤ちゃんが誕生されました。
新たなご家族を迎えられたとしても、お別れした赤ちゃんのことを大切に思う心は消えることはありません。

「なかまカフェ」は、共通の体験をしたママたちの「こころの縁側」だと思っています。
庭先で声掛けあって、お茶飲み話がはじまるように。こころに抱えているいろいろな想いを気兼ねなく語れる場です。

【なかまカフェ La Vieでのニュース】
なかまカフェに以前お越しくださった参加者様より、嬉しいお知らせをいただきました。
「母子共に元気」、「心が折れそうな出来事を乗り越えて、こうして新たな家族を迎えることができた事にか感謝です」というメッセージに私も喜びをわけていただいた想いです。
いのちのつながりを信じ続けたママとパパに、心からのおめでとうをお伝えさせていただきます。
なかまカフェ La Vie は、「いのち」に向きあっった人たちのつながり。
そして、新しい人生のはじまり。
☆★☆
「まさか、こんなことが起きるなんて・・・」。
流産や死産は、思いもよらない出来事。新しいいのちの宿りや赤ちゃんとの対面への期待が膨らむ日々が一転、喪失という体験に向き合うことになるのです。
プティパは、「子どもを宿した時から、’母’としての新しい人生がはじまる」と考えています。8週、27週、そして40週であっても、ひとつのいのちの母であると・・・。
今育てているお子様がいるかいないかではなく、いのちを宿した経験を持つ女性、ご家族にも必要なご支援があると思います。

≪information≫
次回のなかまカフェ「流産・死産を経験した女性たちのピアサポート」は、1月24日(金)午後に開催します。→詳しくはこちらをご覧ください。

≪感謝≫
流産・死産経験者で作るポコズママの会」様のサイトに毎回の開催情報を掲載いただいています。毎月、本当に有難うございます。

「なかまカフェ」は、一条工務店志木住宅展示場モデルルームの一室をお借りして開催しています。木の香りの中で、「哀しみの体験」という深いお話を静かにお聴きすることができます。毎月本当に有難うございます。

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